4月1日の栃本あずさ個展『BIRD』は、コロナウイルスの流行でストップした京都Social Kitchenで開催していた『呼吸のワークショップ (呼吸のダンス ワークショップ)』の受講生が来てくださり、あきのりは皆さんのお顔が見れたことが懐かしくてうれしく、今まで栃本やあきのりがやってきた活動への応援のように感じられるにぎわいの中で栃本あずさのダンスコンサートが始まりました。
あきのりはSP-404SX(サンプラー)でサンプルは波の音、人の足音などの音を漂わせて背景のような音楽を演奏し、栃本はその魂も描き込んだ絵の鳥と一体化したかのようなダンスを魅せてくれました。お客様のリアクションもとても感じられて、終演後はお互いの感想を話し合う素晴らしい時間を過ごせました。
c:mictora
Hirotoshi Hamakawaさん主催のS/N Vol.10は、そうそうたるミュージシャン&ヴィジュアルアーティストが腕を振るったイベントで、心のこもった情熱の演奏のHouse of Tapes、巨大な鉄板&バイオリンでドローンの波を作った金属太古&Sandersonia、メロディアスな音楽で心を揺さぶったMountasin Hawk、完全に音楽に没入した素晴らしい演奏をしたPineart、二人がかりで魅惑のVoiceと繊細なノイズを奏でたnuee+ よくばりChameleon、アブストラクトなnew yakuza、主催のHirotoshi Hamakawaさんの緻密なトラックにジャンベやカリンバを乗せたオーガニックな音楽に会場のお客様はとても感覚を開かれたかと思います。
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舞台の隅の椅子に腰掛けて静かに呼吸を続けていると会場の雰囲気が変わっていく、Hamakawaさんのトラックが流れ出す、ゆっくりと身体を捻じって踊り出す、鋭い動きとたゆたう魚のように舞台に身体を流し、空気が変化して場所が変わっていく、深く息を吸うことを意識し続け、早さと遅さを空間に残し、きしむ身体を踊らせ続け、微かに見えるお客様に何かを送った、そんなダンスだったかと思います。
OPEN MIND 社交界
4/23(sun)
fee: ¥2500