昨日開催いたしましたW.O.O.L.の会は無事終了しました。今回はいつもワークショップに参加して下さっている生徒さんが来て下さいました。とてもうれしく、朝から時間をかけてセッティングしました。
その方は現在制作中のパフォーマンス作品で使う原稿を書くためにPCを持って参加下さいました。
どんなW.O.O.L.の時間になるか、こちらもドキドキしながら作業開始。
自分が今作るべきものを持っていっしょに肩を並べてそれぞれの仕事、作業をするというのは、とてもいいことです。
つくるということに真摯に向かい合うということは、気分とか雰囲気とかノリとかではなく、ただ自分の質をしっかりと出すことです。そうした姿勢を持ってつくるという行為をすることは、とても美しいものです。
そしてつくるということは自分に正直になる機会です。正直になるということはリアリティが伴います。空想とかノリとかでものをつくりたがちな昨今、言い訳せずに誠実に自分を尽くしてつくっていく。それは自分のいのちのコアがかかわる問題です。
ごはんを食べたから生きられる、心地よかったから生きられる、そういう心臓が動くという機能で自分をみるのではなく、自分の中の魂とでの言いましょうか、自分のコアが生きられる、生きるためにつくるという行為が非常に必要です。
こうしたW.O.O.L.の会で、参加して下さる方々と一緒に「つくる」ということに真摯に向き合う機会がつくって良かったと思いますし、これからも続けていきます。
栃本が作ったケーキとスコーンをコーヒーといっしょに頂きながら、参加者の方といろいろ話をしました。とてもいい時間でした。こうしたふれあいがこれが自分のエネルギーにもなりましたし、自分が頑張らねばと思えます。
次回は12月26日にW.O.O.L.の会を開催いたします。
つくることにいっしょに向かい合える時間をぜひご一緒に。