昨日のブログ『浄化と落着き』で書いたあきのりが雨に濡れて景色が変わっていく庭の様子をじっと見てその変化を発見して楽しむことは身体についても言えることで、身体の様子を時々じっと見つめることは大事です。
身体にはいろんなセンサーがついていて、五感〜視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚〜を感じることができます。感じることは快不快だけでなく、いろいろな味を舌がわかるように身体もいろいろな味がなんとなく感じられます。そしてそれはとっても大事なことで、じっと身体を見つめるように感じることに意識の焦点を合わせると、身体の感覚が格段に広がります。
大学時代に京都でお芝居のワークショップを受け、自宅に帰った翌日の朝に犬の散歩に出かけて外の景色を眺めた時、道端の草木の色合いがものすごくカラフルに目の中に飛び込んできました。
青々とした雑草。小さくも色合いがはっきりしている名前を知らない花々。くっきりと晴れた空。そのものすごいクリアな世界にあきのりは圧倒されました。なぜそんなに自然を感じることができたのか。その理由は前日に呼吸をしながら身体を意識して動かしたことだと後から気がつきました。
身体が感じる小さな変化は思っているよりもとても大きいものです。ぜひご自身の身体を大事に扱ってください。
体を大事に洗ったり、自分で美味しいものを作ったり、ゆっくりとストレッチをしたり。そうして大事にした分、きっと体と心が豊かになります。ぜひ試してくださいね。
写真は徳島県南にある美波町の海岸で、とってもきれいです。
