わたし。
「月のひと」になりたい
* * *
月のひかりは 陽のひかり
熱さを含むはずの それは
ひかりでもあることを
証明するために
月から反射して
地球へ
月のすがたは いつかの地球
そらから はじめて
雲を ならべて
雷を 落とし
深さある 海をつくり
火をふく 山を重ねて
寒さを与え
熱さをのばし
やがて いのちを かかえるようになる
まるいものは 果てしなく
ながいものは 果てをめざして
月を あおぎ
陽を あびながら
火を つかい
灯を つくり
たましいの奥に芽生えた こころといっしょに
限りある 尊き 反射を
その影に とじこめて
影は 離れず
月を おもう
いつかの地球を おもいかえすは
深く 巨大な クレーター
地球は知らない
その軌道あるを 守ったものを
規則正しく 動くことの いらだたしさを
傾きをもって 迎え入れ
極の こおり
海の底 潮の道
深く沈んだ 摂理には
教科書の知らない 意味が立ち込めて
それでも 動く
それでも 周る
月からの眺めは かなしい眺め
わたしは もう 戻りたくは なくなることだろう
Ray☆彡
「月のひと」になりたい
* * *
月のひかりは 陽のひかり
熱さを含むはずの それは
ひかりでもあることを
証明するために
月から反射して
地球へ
月のすがたは いつかの地球
そらから はじめて
雲を ならべて
雷を 落とし
深さある 海をつくり
火をふく 山を重ねて
寒さを与え
熱さをのばし
やがて いのちを かかえるようになる
まるいものは 果てしなく
ながいものは 果てをめざして
月を あおぎ
陽を あびながら
火を つかい
灯を つくり
たましいの奥に芽生えた こころといっしょに
限りある 尊き 反射を
その影に とじこめて
影は 離れず
月を おもう
いつかの地球を おもいかえすは
深く 巨大な クレーター
地球は知らない
その軌道あるを 守ったものを
規則正しく 動くことの いらだたしさを
傾きをもって 迎え入れ
極の こおり
海の底 潮の道
深く沈んだ 摂理には
教科書の知らない 意味が立ち込めて
それでも 動く
それでも 周る
月からの眺めは かなしい眺め
わたしは もう 戻りたくは なくなることだろう
Ray☆彡
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