遠い 遠い はるかむかしから
その種は 新しさを求めて やってきた
それは ものがたりの はじまり
だけど そのときは はじまりだってこと
ぼくには わからなかったんだ
そして あおい あおい まぁるい球(たま)に ぽつんと 落ちた
海ばかりの その球に おおきな大地がひとつ
やがて 少しずつ はなれてゆく
はなれていった そのひとつ
お気に入りの おおきな陸に 根をはって
晴れた日や 曇りの日
カミナリの鳴る日は ちょっと こわかったけど
そうして そうやって 生まれたんだ
どんどん 変わってゆく ぼくの姿は
うんっと 伸びをして
頭が ちょっとかたくて
そして 少しずつ ふくらんできて
おおきくなって
やがて 開いた
ひらひらと 風に舞う うすっぺらい 色の付いた、何枚かの中心に
こまかい粉が くっつきあう
やがて それらは 虫たちに 運ばれたり 風に乗ったりして
いつのまにか ひろがったんだ
ぼくの仲間たち
たくましい幹
みどりの葉
いろがいっぱいの たくさんの花
ぼくたちは 美しかったり どげがあったり 毒があったり
虫を食べたりする者も 居るけれど
もう、すっかり 宇宙(そら)を飛んできたことは 忘れてしまっている
暗く まっ黒な
上も下も 右も左も わからなかった 宇宙
ぼくだけは 覚えている
あの 宇宙のこと
わすれないよ
ぼくは あの、水色をした空の向こうから 来たんだ
飛んで 来たんだ
何をしに来たのか・・思い出せないけれど
たくさんの 星を この目で見たんだ
凍るように 冷たくて
あたたかさは無かったし
水も無かったから
眠りながら ここまで来た
ぼくは きっと 正しかったんだ
この星を 選んだこと
正しかった、と、思いたい
だって、こんなにも ぼくの仲間は広がって
そして ひとつひとつが みんな すばらしいのだから
Ray☆彡
その種は 新しさを求めて やってきた
それは ものがたりの はじまり
だけど そのときは はじまりだってこと
ぼくには わからなかったんだ
そして あおい あおい まぁるい球(たま)に ぽつんと 落ちた
海ばかりの その球に おおきな大地がひとつ
やがて 少しずつ はなれてゆく
はなれていった そのひとつ
お気に入りの おおきな陸に 根をはって
晴れた日や 曇りの日
カミナリの鳴る日は ちょっと こわかったけど
そうして そうやって 生まれたんだ
どんどん 変わってゆく ぼくの姿は
うんっと 伸びをして
頭が ちょっとかたくて
そして 少しずつ ふくらんできて
おおきくなって
やがて 開いた
ひらひらと 風に舞う うすっぺらい 色の付いた、何枚かの中心に
こまかい粉が くっつきあう
やがて それらは 虫たちに 運ばれたり 風に乗ったりして
いつのまにか ひろがったんだ
ぼくの仲間たち
たくましい幹
みどりの葉
いろがいっぱいの たくさんの花
ぼくたちは 美しかったり どげがあったり 毒があったり
虫を食べたりする者も 居るけれど
もう、すっかり 宇宙(そら)を飛んできたことは 忘れてしまっている
暗く まっ黒な
上も下も 右も左も わからなかった 宇宙
ぼくだけは 覚えている
あの 宇宙のこと
わすれないよ
ぼくは あの、水色をした空の向こうから 来たんだ
飛んで 来たんだ
何をしに来たのか・・思い出せないけれど
たくさんの 星を この目で見たんだ
凍るように 冷たくて
あたたかさは無かったし
水も無かったから
眠りながら ここまで来た
ぼくは きっと 正しかったんだ
この星を 選んだこと
正しかった、と、思いたい
だって、こんなにも ぼくの仲間は広がって
そして ひとつひとつが みんな すばらしいのだから
Ray☆彡
ドンちゃまです ♪
そんな絵本、あったら楽しいかも ♪
大きくなったら何になろうかなぁ・・って、目をキラキラさせていた小さい頃、もう一回体験してみたいです。
← きっとなれる 輝く星 ♪
…いつも、こうして、コメントをくださって・・☆
本当にありがとうございます。
* * *
>大木もルーツは空を飛んでやって来た種なんですね ♪
う~ん う~ん う~ん?????
ほんとうのところは、わからないんですけれど、
わたしは、「そう」 おもっているんです。
流れてきた隕石に、生命の元(素) が、くっついていて。
そして、化学反応か何か?で、生命が誕生したのではないかなと・・
* * *
ほんと? うれしい!です☆ >そんな絵本、あったら楽しいかも ♪
おめめ キラキラの 少年ドンちゃまに、タイムマシンに乗って、会いにゆきたいです!
ときを超えて びゅん!
* * *
あ☆彡 きれい! 星が輝いているゎ!
ほんとうに・・輝く星に、なれたなら・・☆
Ray
とっても素敵な
種の物語
子どもにわかりやすく親しみのもてる詩
遠い 遠い はるかむかしから
その種は 新しさを求めて やってきた
冒険
challenge精神で
新しさを求める
私は
綿毛のたんぽぽが好きです
風に乗り
知らない世界へ飛び
着地した処で
根を張る
場所によっては
土の上もあれば
砂利の上もある
環境や条件が違い
厳しさがあっても
その地で
根を張り
花を咲かす
Ray samaの素敵な詩から
億光年の時を感じました
間もなく、今日という日が過ぎようとしています。
* * *
ありがとうございます
すごい♪ 「素敵」 という、お言葉を、2回もいただいて♪
もったいないくらい・・☆
* * *
あ☆ タンポポの綿毛♪
わたしも好きです♪
こどものころ。
「種」 から始まる、次の世代のことを、「しっかり」 意識できたのは、
この、タンポポの綿毛だったような気が、、します。
どこに着地できるか、わからないのに、
「より遠くへ」 子孫を残すための、まさに、チャレンジだなぁと、
星光輝さまのお話を拝見して、改めて感じました。
チャレンジ・・
そっか。。チャレンジ、、私に足りないものです。
( 今さら(・・;) )
* * *
「億光年」 …光の速さで、何年かかる?の、単位☆
宇宙の歴史、星の歴史、地球の歴史、わたしたちの歴史・・
すべては、ときの流れのなかに、とけてゆく・・☆
Ray