浅い闇に 気がついて

昨日と今日が、非番～お休みでした。

「えっと…明日のお仕事…　だれと一緒かな～？」

明日の出勤。
ローテンション表に記されているのは、ＫＪさんと…

・・・チーフ…。


ふと…私の気持ちが、少し、曇りました…

「チーフと一緒…・・・」

　　＊　　＊　　＊

日々の出勤は、毎日３人程度。

誰かが、お昼の休憩時間になると、必然的に、事務所には、二人が残ります。

チーフと二人になると…
チーフがいろいろと、語り始めます。
（毎回ではありませんけれど）


たとえば…

　　選挙が近いころには、政治のお話。

　　なぜ、自宅にテレビを買わないか、の、お話。

　　館内の工事が近づけば、工事に係る、いろいろなお話。
　　
　　また、あるときは、所長の、対応や判断についてのお話。

　　あるいは、私に対して、とてもキツイ調子で注意をした日には、
　　遠からず、それに関する仕事のお話…

　　自分の担当業務が、なぜ、うまくいかなかったかのお話…


長い、長いお話…


私は、仕事の手をとめて。

チーフに顔を向けて、ほとんど目をはなさず、じっと、聴きます。

ときおり、相槌をうったり、同調したり、、、して。

あまり、反論せずに。


できるだけ、笑顔を向けて、聴くようにしています。



少しばかり、忍耐のいることで、
少しばかり、仕事が滞るけれど。

これは、、この時間は、彼にとって、必要なことであり、、
必要な時間、、なのでしょう、、きっと。


私は、職場のなかで、べたべたした関係は、好きではないし、苦手だし、
彼の人生に、責任を持つことはできないけれど。。。


　　「彼は、結局、おこちゃまなのよ？」…ＯＴさん（女性）談。

チーフは、今のメンバーのなかで、いちばん、年齢が若いから、
ＯＴさんには、そんなふうに見えるんですね。

　　「最近わかってきたのはさ、チーフはさ、人がやった仕事を、
　　　最後は、ちょっと、自分がやったことにして、
　　　もってっちゃうところ、あるでしょ？」…ＫＪさん（男性）談。

　　「そういえば、Rayさんも、気を付けなよ～。」
　　「ほら？あれ。Rayさん、がんばってたじゃん。
　　　このままだと、チーフに、持ってかれちゃうよ？」

結果？成果？を、
持っていきたいならば、まぁ、持っていってもいいけれど…
（そりゃ、ちょっとは、カチンとくるけれど…!!）


でも。

お仕事よりも、もっと、大切なことが、きっと、ある。

それは、キレイごとじゃ、済まないんだから。


だから…

チーフには、自分の未来を、もっと。。もう少し…考えてほしい。。

気がついてほしい。。

正視するには、つらいこともある。。。
けれども、背を向けないで。


奥…の方に、ちらほら見え隠れする、彼の闇。

あなたの、闇は、きっと、まだ、浅いところに、ある。


深い闇に…ならないうちに…　気がついてほしい。。。


　　＊　　＊　　＊

私は。。。彼から聞いた話を、職場の中では話題にしない。

おそらく…　
それは、彼の、なんとなくな願い、で、あろうと、想うから…

Ray☆彡