★瑠璃色のそらへ~☆彡

暗い気持ちになると
「ここ」に言葉を綴りたくなるのは なぜ?
夜更かしRayの想い日記♪
 ※更新は数日に一度です

「みんなに むかって いいました。」

2017年09月11日 00時53分54秒 | キモチのいろ♪
このお話、覚えていますか…?


  *  *  *


   小さい 白い にわとりは 
 
   みんなに むかって いいました。


  「このたね、だれが まきますか?」


   ぶたは 「いやだ。」と いいました。

   ねこも 「いやだ。」と いいました。

   いぬも 「いやだ。」と いいました。


   小さい 白い にわとりは

   ひとりで たねを まきました。



…ね? なんとなく…想いだしません?


たしか… 小学1年生の、「こくご」の教科書に、のっていたと思うのです。。



そして… 

小さい 白い にわとりは、
たねをまいたあとも、たねから出た芽を、ずっと ずっと ひとりで育てて、、


だって。

問いかけても、問いかけても、
いつも、いつも、
ぶたも、ねこも、いぬも、「いやだ。」と、応えるのですもの。

何もかもを、ひとりでするしか、なかったのでしょう。。


そして、読み進めてゆくうちに、
育てているのは「麦」であったと、わかります。


麦を刈るのも、粉にひくのも、ぜんぶぜんぶ、
ぶたも ねこも いぬも 「いやだ。」と云うので、
小さい 白い にわとりが、ひとりで、すべてを行います。


そして… 

たねをまいてから どのくらいの月日がたったことでしょう。


小さい白いにわとりが、ひとりで焼いた、パンが、焼きあがります。


  小さい 白い にわとりは 

  みんなに むかって いいました。

 「このパン、だれが たべますか。」


  ぶたは 「たべる。」と いいました。

  ねこも 「たべる。」と いいました。

  いぬも 「たべる。」と いいました。



このあと、たしか…

たしか…????


どうでしたっけ?

  小さい 白い にわとりは
 
  みんなと パンを たべました。

…でしたっけ???


肝心な最後を、覚えていないのです……


そして、この物語の題名も、覚えていないのです……


  *  *  *


小ささ、白さから、このにわとりの、かよわさを感じます。


小さくて、弱い者が、懸命に働いているのです。…たったひとりで。


にわとりは、「だれがやりますか?」と、問いかけはしますが、
ひとりですべてを行うことについて、文句も不平も云いません。


そして…

パンが焼きあがっても、それを一人占めすることもありません。


すばらしいお人柄です… にわとりさん……


なんだか、宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」を、少し、想いだしました。


  *  *  *

昨日…

いえ。。時計が午前0時を回ったので。

おととい、の、お話になります。


おとといは、元々、4人出勤の日でしたが、
所長が夏休みを、OTさんが有給休暇を、
…というわけで、KJさんと、そして私… 二人でお仕事の日になりました。


「今日はさ、所長もチーフも居ないし、気楽にやろうよ。」

「え? …そうですよね。」と私は応えながら。。

一年のうちに、一回くらい、、、
こんな日があってもいいかなぁと、おもっていたら…


午後になってから。。

「今日はさ、おやつ、買ってきたよ♪」と、KJさん。

「え?ほんとですか? わ~、今日、来て、良かった~♪」

杏仁豆腐♪ ダイスキ♪


KJさんの、やさしさがうれしくて。

ひんやりつるんが、おいしくて。。


そして…

お話は、自然に、職場の人間模様の話題になりました。


KJさん。 すごく、大人、です。


すごいな~


  *  *  *

私のなかにも、ぶた、ねこ、いぬ、、が、居ることを感じます。


イヤなこと、職場のなかに、たくさん、あるけれど。。。

でも、その職場を作り上げているうちの一人が、
確実に、私であるのだから。。

逃げてはいけないんだなぁと、おもいました。



あ・・地震。。


最近、また、ちょっと、地震、多いですね…

Ray☆彡






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
世代が違うね (山小舎の灯)
2017-09-11 14:36:34
全く知らない話。
世代が違うね。

麦だったら、鶏は撒かずに食べちゃうのでは?なんて思った僕は無粋なのでしょうか、、、

地震も知らずに寝ていました。
返信する
山小舎の灯さま~☆彡 (Ray)
2017-09-11 15:41:45
こんにちは~☆
いつも来てくださること、コメントをくださること、本当にありがとうございます☆彡

…いいえ…無粋だとは、おもいません。
「現実」だと思いました。
  *  *  *
私の父の実家(山陰)は、農家なのですが、父は就職先が東京に決まったので、私たち家族が父の実家へ出向くのは、夏休みやお正月でした。

父の実家では、働き手である祖父が亡くなってからは、、、

父は長男でしたので、長男の嫁である私の母が、1年のうちの。。どうかすると半年以上を、父の実家で、父の母親と一緒に、毎日を送りながら、農家の仕事をしていました。

その間、母は、父の祖母が寝たきりになったのを、介護もしながらの毎日。

山陰から東京は遠くて。
今のように携帯電話のある時代でもなく…
意地悪な祖母のもと、母は大変な苦労と、さびしさを味わったようでした。

(母は、農家の出身ではありませんでしたし…
 結婚するとき、一切、農家の手伝いはしないという約束があったそうですが…)

そんな、私の母の話、です。

屋敷内に広い庭があり、その庭でも、幾つかの野菜を育てていました。

種をまくとき… 蔵の上で、いつも鳩が見ていたそうです。

そして、母がまいた種を、鳩たちが、よく、食べていたそうなのです。。

鳥が、まいた種を食べてしまう…
現実の世界は、山小舎の灯さまのお話の通りだと思いました。。

  *  *  *

さっき、調べてみたら、このお話は、「ウクライナの民謡」のようでした。

  *  *  *
NHKの道徳番組の主人公は、わんちゃん、猫ちゃんどころではありません。

恐竜ですっ!

女の子の恐竜で、名前は「がんこちゃん」です。
ピンク色の恐竜で、かわいいです~♪
がんこちゃんといっしょに、遊んでみたいです~☆

(長い話になりました。お読みいただいて、ありがとうございました~)
Ray
返信する
Unknown (山小舎の灯)
2017-09-11 15:52:51
笑おうが、泣こうが、わめこうが、悩もうが、怒ろうが、、、
関係なく世の中は流れていくね。

誰を羨むでもなく、誰を恨むでもなく、自分のことを淡々とやっていればいい、、、

他人から見て不幸であっても、自分で納得していればいい、、、一日が終わって晩酌する時、物凄く幸せ、だれが何と言おうと幸せなんだ!(笑)
返信する
山小舎の灯さま☆彡 (Ray)
2017-09-12 02:34:50
山小舎の灯さま~♪
コメント、ありがとうございます。

…きっと…私のことを、ご心配くださった上での、コメントだったと…勝手に、感じましたけれど…もし、違っていたら、ごめんなさい。

そして…ありがとうございます…☆彡

私のことを、綴ります。
…本当に、「私の場合」、、、です。
  *  *  *

私は、小学生で居る間に、「自分の好きなことに気持ちが行かないように」、努力していました。

小学生を卒業するころには、「羨む」ことが、ほぼ、消えました。

高校生のころに、「うらむ」ことが、ほぼ、消えました。

あとは、、ただ。。
自分が生きていられるように、努力、して、きました。
  *  *  *
…「私の場合」でした。

晩酌♪お好きなんですね♪

一献、一献、また、一献。。
そんな漢詩があったように思います。

…?

一杯、一杯、また、一杯 …でしたでしょうか…?
仙人?と、二人で呑でんでいて、。。どうのこうの…という内容だったような…?

山小舎の灯さまは、日本酒のイメージです♪

いつも、、本当にありがとうございます☆彡
Ray
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