発売中の文春(8月27日号掲載)で音楽評論家・近田春夫さんのコラム「考えるヒット」にて
光一さんの「妖」について近田さんが書かれているとの話を目にしたので早速、昨日(こちら昨日発売)購入して読みました。
”これはマジ余技の域を超えている・堂本光一の作曲が素晴らしい!!”・・・と、近田さん。
大絶賛ですね!!
電車の中についている液晶画面(ということで、無音状態の「妖」だったそうですが)
ひっきりなしに次から次へと映し出されるサイレントなCMやCDのPVなどを目にする中で、逆に音がないことでそそられる、想像たくましくさせられて音を知りたいという好奇心がわくことがあるという近田さん。光一さんの「妖」がそれだったようですね。
言わば近田さんはまず音無しで「目」から「妖」の世界に入った人なわけだけど
光一さんはよく、曲聴いた人がそれぞれ、なんか引っかかる・・・そういう曲になればいい・・・って言いますよね。元々音楽自体、目に見えるものじゃないから・・・とか・・って。でも、近田さんの「妖」に触れるきっかっけとか読んでて、光一さんのいうそれ、聴くということ以前に既に「目」からもやれちゃってるんだ・・なんても思いましたけど・・。
で近田さん、曲を取り寄せて・・・あらためて(初めて)聴いた「妖」は、イントロからしてグッと引き付けられて、ボリューム上げてスピーカーの前に座り直した・・・って書いてありました(笑)
王道は王道だけど、それ以上に感じる”新鮮さ”がこの曲にはある・・・と。電車の中で、この音は想像していなかった(驚)とも・・・。
その絶賛のお言葉、所々抜粋で・・・
『スタイルは”ニュージャックスイング”(←80年代後半ブームの)を基調としながら、古臭い要素だけを見事にふるいにかけうまいこと”似て非なるもの”に昇華させている。これだけ時代性を帯びたリズムを違和感なく現代の音として復活させるのは極めて難しいことだ。
これはJポップにおいてはおそらく初めての成功例ではないだろうか・・・。』
近田さん、編曲者のCHOKKAKUさんの名前で大納得された様子でしたけど・・・ここからが読んでて最高に面白かったんです→『この曲、どこか歌謡曲の匂いがして日本語ならではの官能的な心地よさを自然に楽しめて、一方、ビートがちゃんとダンス心をくすぐる・・・という、その二面をさらりと満たした書き手は一体誰なのか?と思っていたら、(その作曲クレジットは)ご本人・堂本光一その人だったのだ! マジ、この作曲は余技の域を超えている。』
・・・だそうです。
話はKinKiのことにも触れていて、剛さんのソロも全く違うベクトルで”意味あるもの”で、KinKiは今、音楽家としてこの両極端の表現の幅で凄いことになってるのかも・・・とも。
すごく嬉しい記事でした。
近田さん、光一さんのソロコン、よろしかったら是非、どーぞ!!ですね。
光一さんの「妖」について近田さんが書かれているとの話を目にしたので早速、昨日(こちら昨日発売)購入して読みました。
”これはマジ余技の域を超えている・堂本光一の作曲が素晴らしい!!”・・・と、近田さん。
大絶賛ですね!!
電車の中についている液晶画面(ということで、無音状態の「妖」だったそうですが)
ひっきりなしに次から次へと映し出されるサイレントなCMやCDのPVなどを目にする中で、逆に音がないことでそそられる、想像たくましくさせられて音を知りたいという好奇心がわくことがあるという近田さん。光一さんの「妖」がそれだったようですね。
言わば近田さんはまず音無しで「目」から「妖」の世界に入った人なわけだけど
光一さんはよく、曲聴いた人がそれぞれ、なんか引っかかる・・・そういう曲になればいい・・・って言いますよね。元々音楽自体、目に見えるものじゃないから・・・とか・・って。でも、近田さんの「妖」に触れるきっかっけとか読んでて、光一さんのいうそれ、聴くということ以前に既に「目」からもやれちゃってるんだ・・なんても思いましたけど・・。
で近田さん、曲を取り寄せて・・・あらためて(初めて)聴いた「妖」は、イントロからしてグッと引き付けられて、ボリューム上げてスピーカーの前に座り直した・・・って書いてありました(笑)
王道は王道だけど、それ以上に感じる”新鮮さ”がこの曲にはある・・・と。電車の中で、この音は想像していなかった(驚)とも・・・。
その絶賛のお言葉、所々抜粋で・・・
『スタイルは”ニュージャックスイング”(←80年代後半ブームの)を基調としながら、古臭い要素だけを見事にふるいにかけうまいこと”似て非なるもの”に昇華させている。これだけ時代性を帯びたリズムを違和感なく現代の音として復活させるのは極めて難しいことだ。
これはJポップにおいてはおそらく初めての成功例ではないだろうか・・・。』
近田さん、編曲者のCHOKKAKUさんの名前で大納得された様子でしたけど・・・ここからが読んでて最高に面白かったんです→『この曲、どこか歌謡曲の匂いがして日本語ならではの官能的な心地よさを自然に楽しめて、一方、ビートがちゃんとダンス心をくすぐる・・・という、その二面をさらりと満たした書き手は一体誰なのか?と思っていたら、(その作曲クレジットは)ご本人・堂本光一その人だったのだ! マジ、この作曲は余技の域を超えている。』
・・・だそうです。
話はKinKiのことにも触れていて、剛さんのソロも全く違うベクトルで”意味あるもの”で、KinKiは今、音楽家としてこの両極端の表現の幅で凄いことになってるのかも・・・とも。
すごく嬉しい記事でした。
近田さん、光一さんのソロコン、よろしかったら是非、どーぞ!!ですね。