こんにちは!
バレエを習おうかなと思っている方、お子さんに習わせようかなと思っている方向けに
今日は、日ごろの練習成果を披露する、発表会について書こうと思います!
もちろん教室によって異なる部分がありますので、
参考までにお読みいただけると幸いです。
開催の頻度は?
年に1度、または2年に1度が多いようですが、他にも年に2回など開催する教室もあるようです。
舞台で踊る機会という意味では、発表会という形式でなく、
毎年、なにかのお祭りに参加している教室もあるようですよ。
いずれにしても、お子さんは、ご父兄のヘルプが必要なことも多いので、
予定に見積もっておられたほうがいいと思います。
準備もですが、本番当日も裏方仕事で忙しくて、踊りは後でDVDで見た…なんて話も聞きます。
参加は必須?
お子さんは必須のところがほとんどと思います。
大人は必須だったり、希望制だったりとバラバラです。
発表会が近づいてくると、レッスンも発表会のための練習が増えてくるので、
参加しない人はちょっと寂しい気持ちがするかも。
教室としては一大イベントですから、応援してあげてほしいとは思いますが、
いろいろ都合もあると、難しいかな?
費用は?
費用に関しては、本当に教室ごとの差が大きいかもしれません。
相場的には10万~15万円と聞くことが多いです。
ここから、会場代や舞台装置、演出や音響、照明のスタッフさんの費用などをまかなうわけですね。
経験から言うと、衣装代等全部含めて全員一律●●万円と、
込み込みの値段で郵送で連絡があったところもあれば、
1曲踊ったら●●円で、あなたは3曲だから●●円、衣装代は別途実費、
と個別に詳細を計算してくださったところもあり、
金額だけでなく計算や連絡の仕方もバラバラです。
人づてに聞いた、某有名バレエ団付属の教室では、チケットのノルマがあり、
主役が●●万円で準主役が●●万円分と、割り振り分を買い取るシステムとのことでした。
(主役のほうが多いってことです。)
あくまで人づてなんで確認できてないですが、実は私が幼いころ通っていた教室は、
チケットノルマ制だった記憶があり(でも相当昔ですけどね…)、
あながち全部うそってことはないかも…と思います。
細かい出費も多いため、費用面が心配な場合は、
カルチャー教室やスポーツジム内のバレエ教室のほうが、
費用が抑えめ(他のダンスクラスと合同開催だから。その分踊る時間は短いかも)で
割と明快だったり、発表会は開催してなかったりすることがあって、
問い合わせもしやすい傾向がありますから、そちらを優先的に調べるのはいかがでしょう。
チケットは?
発表会のチケットを売り出すところもありますが、
最近は、入場無料のところも多いと思います。
費用のところに書きましたが、チケットを売り出す教室の場合、
チケットのノルマがあって、買い取る方式のところもあるようです。
売れれば自分の負担はなくなるわけなので、バレエ好きなお友達が多い方は逆に助かると思います。
衣装は?
参加費用に衣装代が含まれている場合とそうでない場合があります。
含まれていない場合はだいたい下のようなパターンです。
作る場合
バレエ用品店にオーダーするなら少なくとも数万円かかります。
ご父兄が手分けして手作りする場合もあります。その場合は材料費がかかります。
いい布地といいビーズ(スワロフスキーとか)を使うと当然高くなりますが、きれいなんですよね~~~
衣装が手元に残るので、いい記念になりますが、収納に困るという意見もあります。
教室が所有している衣装を使う場合
費用はお安めですみます。サイズが合わないと少しお裁縫が必要です。
レンタルする場合
1着で2~3万円くらいが相場と思います。練習でも着るので一定期間借ります。
これも微調整のために少しお裁縫をする場合があります。元に戻して返します。
ゴージャスになるとその分お値段はあがりますが、せっかくならきれいに見せたいですよね~。
ヘアメイクは?
教室によりますが、先生と高校生くらいの生徒さんで全員分を仕上げるところもあれば、
ご父兄がバレエメイクを覚えてそれぞれ行う場合もあります。
準備するものは?
本番前には教室から説明があると思いますが、一般的に下のようなものを準備します。
衣装、レオタード、防寒用衣類(ヘアメイクがあるのでかぶるタイプは避ける。ジッパーがついてないものがよい)、
お弁当(メイク後に食べることもあるのでひとくちで食べられるサイズに工夫してあるほうがよい、海苔は避ける)、
飲み物(水がよい。口紅がとれないようストローがあるとよい)、タオル、下にしくもの、
新しいタイツ(全員で色をそろえることが多い)、シューズやトゥシューズ、
ヘアメイク用品、ヘアターバン(メイクの時に髪を押さえるために使うことがある)
衣装用のバッグ(ふたがあってジッパーのついてないものがよい)、
シューズの上から履くソックス(廊下のワックスがシューズにつくとすべる)
当日は、正直大荷物です!
なお、衣装のレース部分などをかむことが時々あるので、
衣装バッグなどはジッパーがついてないものがおすすめです。
衣装を汚すことは絶対にダメ!なのでバッグはふたがついているほうがいいし、
当日の飲み物は、ただのお水がいいです(水なら万が一こぼしてもしみにならないから)。
先生へのお礼は?
参加費用とは別に、先生にお礼をすることが多いです。
ご父兄同士、参加者同士で誘い合ってお礼をすることもあれば、個人でする人もいます。
この辺は悩みどころですよね~~お礼をするとしても何を選べば喜ばれるか迷うし…
お車代として金一封を包むときもあります。
男性へのお礼は?
ある程度踊れる方は、男性と組んで踊る、いわゆるパ・ド・ドゥを披露することがあります。
同じ生徒さんと組める場合は別として、たいていプロの男性ダンサーに出演を依頼することになりますから、
女性から男性へお礼をお渡しすることが多いようです。
写真やDVDは?
写真を撮っていい場合と、プロのカメラマンが入るため写真撮影禁止の場合があります。
写真撮影禁止の場合は、後日写真やDVDを別途購入することになります。
プロが撮ってくださるときれいなんですが、自分のできなさ加減に幻滅することもあったりします…
発表会に参加する意味
これは個人的な意見ではありますが、誰かから聞いた言葉をお借りして述べると、
1回の舞台から学べることは、100回のレッスンに勝ります。
周囲と息を合わせて踊ったり、演目のために集中的にテクニックを練習したり、
普段のレッスンではなかなか経験できないことが経験できます。
踊りについて意見が対立したりして、人間関係で悩むこともあります(ここはちょっとしんどい時もある…)。
多くの人の前で踊ることで度胸もつき、メンタルが鍛えられます。
大変な面もありますが、舞台を作り出す喜び、終わった後の充実感や感動は、レッスンでは味わえないものです。
バレエを習うことでお子さんになにかを学んでほしいと考えていらっしゃるのなら、
発表会はまさにそのチャンスなのではないでしょうか。
また、何年もレッスンを積み重ねて、ソロや主役を踊る機会を得られたときは、
やはりうれしく感じるようですよ。
プロになりたいとおもっているお子さんにとっては必須の経験であることはいうまでもありません。
同様の理由で、大人の方も、上達したいという気持ちが強ければ参加をおすすめします。
一方で、あくまで趣味の範囲で楽しみたいという気持ちの方もいると思いますが、当然それもありです。
自分のバレエのスタンスを考えながら、決められてください。
今日の記事はいかがでしたか?
少しでも皆さんの不安や疑問が解消出来たらうれしいです。
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今、こんなこと ↓ ↓ ↓ をテーマに書いてます。
今日は⑧でした。
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【バレエ】教室を決める前に知っておきたいこと
⑧発表会について
⑨コンクールについて
⑩留学について
⑪トゥシューズについて
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