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 時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

精霊の街 練習音源について。

2006年12月20日 | 音楽活動
今回、自分のアコギユニットのオリジナル曲「精霊の街」の練習音源を自分のHP「時代屋小歌」に載せた。

正直、載せるか載せまいか、迷った。
まず音のバランスがイマイチ。
まあ、練習後に自宅で確認するためのメモ録音みたいなものなので、仕方ない。

この曲を作ったのは、かれこれ10~15年くらい前。
当時組んでたロックバンドが活動停止してから出来上がった曲で、バンドには間に合わなかった。
バンド活動してた頃ってのは、曲がポンポン作れたりしたのだが、バンド活動が無くなってしまうと、曲は作れなくなった。
モチベーションがあがらなかったからだ。
また、それまでの自分の作風に疑問も感じていたし。

この「精霊の街」という曲は、自分で歌う事はまったく考えてなかった。
歌うのなら、高音のきれいな女性ボーカル・・・というイメージがあったからだ。

バンドも無く、自分で歌うこともなかったので、その後この曲は自宅で長い眠りに入った。
お蔵入りのつもりはなく、単に発表の機会がなかっただけだった。
いつかこれを歌ってくれる、高音のきれいな女性ボーカルが現れるのを待っていた。
捜してもいた。


曲ができて数年たった、ある日。
今この曲を歌ってくれてるmiyaちゃんと知り合った。
飲み屋で紹介され、その後カラオケに皆で行った。
で、彼女の歌声を聴いてみた。
この人の声になら、この曲を託してみたいと思った。

でも、その時点では、
「俺の自作曲なんだけど、君に歌ってもらいたい曲があるんだ。いつか機会があったら、歌ってほしいんだけど」と言っただけで終わった。
その後も、彼女とはたま~に飲む機会があり、この「精霊の街」のことは話題に出した。
まずは、歌詞だけ渡しておいた。その場で、鼻歌で歌ってきかせたりもした。
けっこう乗り気になってくれたように見えた。
「よし、いつかチャンスが訪れたら、よろしくね」と私は言った。

でも、中々、実現の機会はなかった。

で、そこからまた数年がたった。
昔一緒にバンドを組んでた相方と、アコギユニットをやろうってことになった。
アコギユニットは、長年やりたかった形態だった。
やっと機会が訪れたと思った。
「精霊の街」の出番だ。頭の中の「押し入れ」から、この曲を引っ張り出してきた。
この曲は本当は民族楽器みたいな音を入れたいと思ってた。
民族楽器を入れるのが無理なら、せめてイメージ的には、復弦のギターがいい。
となると、12弦ギターしかない!と思った。


「精霊の街」のイントロ、そして間奏、そして数カ所出てくるブリッジみたいな部分に弾くメロディは、頭の中で不変だった。いつも同じメロディが頭の中で鳴っていた。

この曲は息継ぎや、冒頭でいきなりの高音で一音伸ばしをするなど、歌う人にとっては難しい部類に入る楽曲のようである・・ってことは、一緒に練習するようになって分かった。


まだまだこの曲は成長途上。サウンドはもっとまとめていきたい。
でも、こんな練習音源とはいえ、発表できる機会が訪れるのに、長~い時間がかかった曲なので、今こうして発表できる機会が訪れて、作者としては感慨深いものがある。

ここまで・・・・・長かった。本当に。

でもまだまだ、これからだ。




練習音源は自分のHP「時代屋小歌」にあるけど、一応、歌詞をこのブログにも載せておくことにする。


       精霊の街
     
          詩・曲  だんぞう


   古(いにしえ)の人が  歌った旋律
   精霊の街で  響き渡る
   夢化粧の 中で  私は舞うの
   どこかにいるはずの  愛する人よ
   巡り逢えたら   旅も終わる


   語りかけてくる  壁画の瞳よ
   いくつもの愛を  見てきたのか
   たゆたう箱舟に  私は乗るの
   巡礼の旅人  教えておくれ
   永遠の愛の  住む国を

 トゥラ トゥラ トゥララ~ トゥラ トゥラ トゥララ~~
 トゥラ トゥラ トゥララ~  annnn~~~~


   草薙の雫  十字架の祈り
   神話の息づく  丘の上で
   魔法使いのように  飛んでゆきたいの
   まだ見ぬ恋人  待っててほしい
   いつかあなたに 出会う日を


   星座の光が  私を導く
   水晶球には  地図が映る
   心の羅針盤が  私を運ぶ
   流れる銀河よ  運んでおくれ
   誰もが平和に  生きる国

 トゥラ トゥラ トゥララ~ トゥラ トゥラ トゥララ~~
 トゥラ トゥラ トゥララ~   annnn~~~~


    ごらん 鐘がなる  どこまでも
    鳥は自由に  飛んでゆく
    ラララ~~~~







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