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 時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ウルトラマンの中には人が入ってるんだぜ

2022年01月31日 | 漫画・アニメ、そして特撮

 

それを言っちゃおしまいよシリーズ(←そんなの、ない)。

 

昔、ウルトラマンを見てると、マンを後ろのアングルから写すシーンもあった。

そのたびに少年だんぞうが気になったのが、背中のチャック(?)。

マンは、あのコスチュームの中に人が入っているというのは、いくら私が少年であったとしても、わかった。

動きや、スーツの質感で。

でも、それを言ってはいけなかった。気にしてはいけなかった。

あくまでも、物語の中では、あれは本物の巨大宇宙人ヒーローでなければいけなかった。

「ウルトラマンの中には人が入ってるんだぜ」と、本当は分かっていても、言ってはいけなかった。

タブーであった。それを言っちゃおしまいよ。

 

 

マンやセブンに関しては、他にもタブーはいくつかあった。

その中のひとつが、光線技は実際には腕や手から出てはいないということ。

あの光線は、編集の段階で後からスタッフが特殊効果で画面に入れていたということ。

だが、それも言ってはいけなかった。

あくまでも物語の中では、マンやセブンの腕からは光線が出て、セブンの頭のボタン(?)みたいなところから光線が出てなければならなかった。

 

私の友人で、昔「ウルトラマンショー」のバイトをやってた奴がいたのだが、ウルトラの着ぐるみの中に入って、客の子供たちの前でポーズをとってると、子供たちから「おい、ウルトラマン、腕からスペシウム光線出してみろ」とか言われて困ったことがあったらしい。

その時の子供に私は言いたい。「ウルトラを馬鹿にしてるな?それを言っちゃおしまいよ」と。

 

 

他のタブーのひとつといえば、ウルトラマンもセブンも、本当は人間と同じ身長であること。

40メートルもあるわけがない。ミニチュアの街や山を作ることで、対比で身長を大きく見せているだけだっただが、それは言ってはいけなかった。

なので、ウルトラマンショーで子供たちの前に出てきたウルトラマンたちが人間と同じ身長でも、「おい、身長は40メートルあるんじゃないの?」と言ったら、「それを言っちゃおしまいよ」だ。

まあ、セブンは、身長が伸縮自在の能力があったからいいにしても、私が知る限り、ウルトラマンは身長が伸縮自在という設定は・・・なかったと思う。

 

なお、ウルトラマンショーで、一番やってはいけないことは、ウルトラの背中にあるチャックを開けようとすること。

これだけは・・・絶対にやってはいけない。

まさに絶対絶命のピンチとは、これだ。「シュワッチ」や「ジュワッ!」と言って乗りきれる問題ではない。

チャックを開けようとすると、そこから光線でも出て、チャックを開けようとする行為を撃退しない限り。

「ウルトラマン、着ぐるみを脱いでみてよ」なんて・・それを言っちゃおしまいよ。

 

じゃないと・・

ああ、ウルトラの夢が壊れていく・・・。

 

こんな記事も・・・これを書いちゃおしまいよ。

 

 

なお、子供たちは、この記事を読まないでください。←え?今さら遅い?


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4 コメント

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Unknown (キャプテンゼロ)
2022-01-31 21:20:48
ボクの「それを言っちゃオシマイよ」
1.ウルトラマンは、服を着ているのか裸なのか?
2.ウルトラマンはなぜ、空を飛べるのか?
3.怪獣たちは、人間の武器でなぜ、倒せないか?
4.ウルトラマンは、なぜ無報酬で怪獣と闘うのか?
5.怪獣に壊された町の復興は、どうなるの?

特に、3が、不思議で納得がいかなかったです。
当時の陸自の61式戦車の戦車砲で、怪獣の脚だけを
集中攻撃すれば、足止めくらいはできたはずなのでは。
まぁ、宇宙は138億光年という、とてもつもなく広いモノだし
地球とは全く異なる組成の惑星で、発生し進化した生物には
人間の常識は通じないかもしれません。
ウルトラマンも、M78星雲の中の光の国の出身の超人ですから、
身体能力だけでなく精神面でも、超人的な世界観を持って、
未熟な地球人たちを、助けてくれたのでしょう。
本当は、生物の進化の最終形態である肉体を超えた、
魂のような、形而上学的な存在の宇宙人だったのでは?
返信する
Unknown (だんぞう)
2022-02-01 09:44:36
ウルトラマンが裸なのかスーツなのかは、以前このblogでも取り上げたことがあります(笑)。

空を飛べるのはM48星雲人共通の先天的能力なのかも。

ウルトラが倒せなかった敵を人間がやっつけたこともありましたが、よりによって最終回のゼットンの時でしたっけ。
遅いや(笑)。
まあ、人間が倒してしまったら、ウルトラの出番がなくなるから、もしかしたら地球人はウルトラに気をつかってるのかも(笑)。

報酬は、マンやセブンが地球人の姿をしてる時に
それぞれ科学特捜隊やウルトラ警備隊から給料としてもらってるのではないでしょうか。
そこで気になるのは、科学特捜隊やウルトラ警備隊の給料って、どれくらいだったんだろう・・ということです。
命がけの仕事などで、かなり高給をもらってるはずだとは思いますが。


最近、巨大超人が倒した巨大怪獣の死体の後始末をどうするのか…というテーマの映画があるみたいですね。
ちょっと興味あります。

ウルトラマンたちは、M78星雲から地球に派遣されてきてるのでしょうけど、なぜ地球にそれだけ目をかけてくれるのかは、なぞですね。
返信する
こんばんは。 (蟷螂の斧)
2022-02-03 00:42:34
1980年あたりの漫才ブーム。ツービートの漫才。
ビートたけしが「普通だったら日本なんて相手にしないぜ アメリカかソ連を攻めるだろ」と言ったのを思い出します。
だけど今になって思うのは「地球 = 日本」「人類 = 日本人」をテーマにして描いていると言う人が多いですね。とすると怪獣は日本を攻める他国という事でしょうか?

>なにやらセブンが弱くなったみたいで悲しかったです。

やはりあの設定は良くなかったかな・・・
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Unknown (だんぞう)
2022-02-03 09:55:26
地球=日本  人類=日本人  そうですね、あのドラマは日本の作品なので、どうしてもそういう発想になってしまうのでしょう。

そういえば、科学特捜隊などには、他国にも支部があるという設定だったと思います。

ということは、他国にも怪獣は現れていたのだと思います。
そこにウルトラ超人がいたかどうかはわかりませんが。
ただ、ここは日本なので、あくまでも日本に現れた怪獣をドラマでは扱っていたということではないでしょうか。
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