時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

さよなら元祖ドラえもん

2024年10月15日 | 漫画・アニメ、そして特撮
長らく「ドラえもん」の主人公ドラえもんの声を担当されたレジェンド声優大山のぶ代さんが2024年の9月29日に亡くなられたらしい。
90才だったという。

老衰だったらしい。

大山さんの訃報は、かなりニュースなとで報道されている。改めてドラえもんや大山さんの存在の大きさを実感させられた。



今の若い世代にとってはドラえもんの声といえば水田わさびさんなのだろう。
だが、私の世代にとっては、やはりドラえもんの声といえば大山さんだった。
あの独特のダミ声は、ドラえもんのイメージそのものだった。

大山さんと共に長らくのび太の声を担当された小原さんの訃報が今年届いたが、今度は大山さんの訃報とは・・。



大山さんは1979年から2005年までアニメ「ドラえもん」のドラえもんの声を担当された。
元々は、女優として活動されていたようだが、その声の独自性を買われ、声優としても活躍されるようになり、やがてはドラえもんという決定版的な役に巡り合い、ドラえもんが国民的な作品になってゆくにつれ、レジェンド声優としてその人気と知名度はすっかり日本中に浸透するに至った。

と同時に料理の腕前もひろく知られるようになった。


晩年はアルツハイマー病になり、施設に入られていたようだ。


とんな推移であれ、古くからドラえもんを愛していた世代にとっては、大山さんといえはドラえもんであり、ドラえもんの声といえは大山さんであった。

なんというか、それは車寅次郎が渥美清さんだったようなものに思えた。

忘れられるものではない。

思うに、ドラえもんというキャラに声で優しさを大いに吹き込んだのは大山さんの貢献は絶大だったと思う。ドラえもんの性格の根底にある優しさは、大山さんによるものは大きかったと思う。


ドラえもんは国民的アニメとして日本全国に世代を越えて愛されており、日本を代表するキャラのひとつ。
東京五輪のプロモ映像では、マリオと共に影像の中に登場したのは、記憶に新しい。

そんなドラえもんを今日ほどの存在に育てあげたのは、大山さんの功績は大きいと思う。

そんな大山さんの訃報は寂しく悲しい限りだ。


ドラえもんを演じた大山さんも、のび太を演じた小原さんも、ジャイアンを演じたたてかべさんも、スネ夫を演じた肝付さんも、皆鬼籍に入られてしまった。

時代の推移を感じると共に無常感も感じてしまう。
残念・・・。



今はただ、ご冥福をお祈りします。

合掌・・・。




最近このブログの「漫画、アニメ、そして特撮」のカテゴリーで、訃報のネタが多く、やりきれない思いが自分の中にある。

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