Twitterはいまだにやっておりませんので、
リアルタイムで見ていたというわけではありません。
ですから、作品自体に何か言うことはいたしません。
ていうか、いきなり「百日ワニ」が騒がれているのをみて、
「なんじゃこりゃ~」ってな感じになった次第でございます。
事の顛末を自分なりに考えてみた結果、
やっぱりこれは「ステルスマーケティング」ですね。
アメリカでは規制されているみたいですが、
とりあえず日本ではなんの違法性もない手法です。
違法性はないというのではありますが、
「流行を意図的に作り上げる」という行為が、
平成どころか、昭和の時代から延々と繰り返しているようですね。
「ステルス」=「隠密」ですから、
気づけないのは当たり前かもしれません。
作者や作品や「ステマ」を仕掛けた人たちを、
特に批判するということはしませんが、
マスメディアという既存の情報媒体が仕掛けた、
いわば巧妙な罠みたいなものを、
SNSを筆頭にしたインターネットという新しい情報媒体によって、
みんなで駆逐するような形が完成しつつあるという現状は、
なかなか面白い現象ではあると思いますよ。
このような状況が日常茶飯事となると、
もはやマスメディアやその旨味を甘受する人たちに、
共有されなければいけない情報が、
まるで「人質」みたいになっているわけですから、
それを解放してくれるのがインターネットかもしれません。
勿論、
包丁を正しく使わなければ、
包丁が人を殺す道具となってしまうように、
ITも正しく使われるという前提がなければいけませんがね…