母から、泣きながら電話があった。
「安倍さんが、、安倍さんが、、、死んじゃった。
可哀想で可哀想で、、、
どうしたらいい?
なんで私みたいな年寄りが生きてて、安倍さんが死ななくちゃいけないの。
なんで、一生懸命やってきた人があんな死に方しなくちゃいけないの。」
ああ、多分凄いショックを受けてるだろうな、とは思っていたけれど、やはりだった。
安倍さんは下関市の出身。
我が故郷だ。
若き安倍さんは、地元をよく回っておられた。
腰が低くて、いつも穏やかな笑顔だった。
私の勤めてた会社のイベントに参加された時も、前に出すぎず、それでも終始にこやかだった。
母の世代の山口県民は、安倍さんのことをとても好意的に思っている。
安倍さんのやってこられた事を全て知ってるわけではないし、玉虫色の事件もある。
ただ、、
とんでもない人間に、理不尽に命を奪われたことは、どんな理由があれ、許されない行為だ。
少なからず、私もショックを受けてるし、とても悲しくて寂しい。
時々、こんな理不尽な人間の世界なんて無くなってしまえばいい、人間なんて最低の生き物だ、なんて思ってしまう。
だけど、、、
悪魔のような人間は極々存在するけれど、、、
そんなのと比べられないくらい素敵な人たちはたくさんたくさんいることを知ってるから、、
そんな悪魔人間のために、この世が終わっちゃいけないな、と思い直す。
ぼんやり、この子たちを眺めてるだけで、心が穏やかになる。
凄いな。
この子たちの力は、、、
当ニャンは、寝てるだけですけどね(笑)
安倍さんのご冥福を静かにお祈りしております。