今回は冬のバラ作業の覚え書きです。
こうしてブログに記録として残しておくと
次のシーズンに作業する際の参考になるのです。^^
今朝起きると
またもや雪がどっさり積もっていました。
けれど、晴れて日が差すと、
雪はどんどん溶けて、日陰に残る程度になりました。
相変わらず気温が低く寒いですが
陽射しは雪を溶かすほどに
日々強さを増しているようです。
今日は重い腰を上げて
寒さのあまり延ばし延ばしにしていた
バラの剪定・誘引をしました。
というのも、
早いバラは、もう芽が動き始めていたからです。
過去につるバラの誘引が遅れて、春になってしまったことがあり
誘引の際、すでに伸びていた芽をいくつもダメにしてしまいました。
失敗に学んだ私は
「誘引は遅くとも芽が伸び始める前に」と、心に決めたのでした。
昨年、夏に留守にするために
挿し木でバックアップをとったカーディナル・ヒュームは
秋の間に枝が伸びる伸びる!
軽く1mは超えたと思います。
カーディナル・ヒュームはつるバラではないので
枝を長く伸ばしても、花数が増えるわけではありません。
その枝の先にいくつか房咲きになった花をつけるだけです。
なので、せっかく伸びた枝ですが、
バッサリいきました。
挿し木してまだ8ヶ月なので枝は細いですが
たくさんの赤い芽が見えています。
(ピンボケで分かりにくいですね)
バッサリ切ったあと、見ると
切り口から樹液があふれ出していました。
もうバラは根から水分や養分を吸い上げ
活動を始めていたんですね。
こうして樹液が出るのは、若い木が多いんだそうです。
若木のカーディナル・ヒューム少年、
今年はたくましい青年へと育ってほしいです。
下の写真は、
昨シーズン不調だったファンタン・ラトゥールの接木株を
ゲンコツ剪定したあとに芽吹いてきた芽です。
もともと不調の株だったので、株に力がなくて
力強い芽は出ませんでしたが
華奢な枝が2本、ヒョロヒョロと伸びてきました。
ファンタン・ラトゥールはお気に入りのバラなので
挿し木でバックアップをとってあり、もう1株あります。
その挿し木と接木、2株のか細い枝を
今日、誘引しました。
組写真、上側がピエール・ドゥ・ロンサールJr.
下側が、ファンタン・ラトゥールの枝です。
どちらもヒョロヒョロで貧弱なのが功を奏して
曲げて誘引しやすかったです。^^;
どうか今シーズンは元気に育って
太くて曲げにくい枝になりますように!