イバラの道をスキップ

3年前に離婚しました。生涯孤独な57歳おばさんです。
茨の道をスキップで歩けるよう、只今人生を模索中です。

目的の店は見つからなかったが

2023-11-03 12:52:54 | 日記

まだ夫と一緒だった頃、

割とよく行ったショッピングモール。

その中のある店舗を利用したくて、

最寄りの駅にバイクを止め、あとは徒歩で向かうことにしました。

 

バイクで行ってもよかったんだけど、

途中大きな道路を走らなければならず怖かった。

お天気も快晴だし、日傘をさしててくてくと歩きました。

 

20分程で到着する予定が、いっこうに建物が見えない・・・。

かなり大きいのに、なんで・・・?

もしかして潰れた?いや、そんなことはないだろう。

そこそこ人気のあるモールだったはず・・・。

 

結局探し出せず、

11月と言うのに汗だくになっただけの徒労に終わりました・・・。

 

車で行くのと歩きでは、印象が違ったのかな。

まちがいないはずの景色も、ただの思い込みだったのか。

でも歩きながら思いました。

 

店にはたどり着けなかったけど、

夫と見た風景は確かにあった・・・。

 

「あそこのレストラン、今度行ってみる?」

「このドラッグストア、安いんだよね」

「ここを抜けると、バイパスに出るんだね」

 

夫婦の仲が良かった頃に思いがフィードバックして、

なんだか苦しくなりました・・・。

 

もう夫とはとっくに赤の他人。

死のうが生きようが知ったこっちゃない。

そう思うように努力しても、時々ふいに溢れてきます。

 

ほんとにね、情けないですよ・・・。

 

離婚して、お独りを謳歌している方々が羨ましいです。

私も「独りは気楽」と感じることは多々ある。

でも時にひょっこり顔を出す、かつての結婚生活。

無理に封印しようとするから、余計にだめなんでしょうか。

 

目的の店にはたどり着けなかったけど、

昔の良き時代に戻ってしまった・・・。

 

今が一番幸せですと、いつか声を大にして言ってみたいです。