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元『オーレ!ンジ』(~2011/01/20)

【Jリーグ】第九節 vs大宮アルティージャ(日本平)

2005-05-02 23:38:38 | 【Jリーグ】
いやあ、先日ウェズレイ獲得すれば?なんて書いたからチョ・ジェジンが怒った?(笑

なんてね。
実際は試合前日に健太からキツメの言葉で激励されていたようで、そんな中結果をだしたというのは凄いですね。ふわりとしたボールをあの体勢から決めたゴールといい、決勝点のドライブシュートといいゴールシーンは満点。
後は試合全体で楔(クサビ)となる動きに安定感が出れば文句なしなんですが。

久保山も頑張ってましたねー。一点目の起点となったスーパートラップや豊富な運動量で前線からプレスをかけ続け効いてました。
サテでの試合ではあそこまで必死になってボールを追いかける姿を見たことないので、杉山とのトップ下競争なんかが良い方向に向いているなあと、これはアッタカー全体にいえる事ですが。

ただチームとして出来が良かったかと言えば・・・
磐田戦の前半・鹿島戦の後半が理想の100点とすれば64点って所でしょうか。個々の選手の動きは悪くないんですが、攻撃の時のアイデア・判断・動きに物足りなさを感じずにいられません。サイドを崩すなら、誰がどういう意図でどういう動きをしたいのかってのが伝わってこないんですよね。
これはコロコロと入れ替わる攻撃陣の面子と個々のプレイスタイルの違いがそうさせているんだと思います。競争によって選手間の意識が高まるのは結構なんですが、なにかこう一本筋の通った戦術を徹底させないと諸刃の剣になってしまうような気がしてなりません。
高木純平や平松が途中出場した時に結果を残せているのも、自分の役割はこうなんだ、としっかり意識して出て行ってるからだと思います。
実際大宮戦でボランチとして数分間プレイした純平は機能してなかったですしね。そんな状況を早めに汲み取って岩下を投入したのはナイスでした。

まあ、個人的には色んな選手を見れるし、今年は我慢して来年への布石と思えば納得もいくので毎試合楽しみなんですけどね。

大宮戦の個々の評価

西部:右を狙ったら左へいったキックが2度ほど。あそこまでパントキックが下手な選手は珍しい。場合によってはカウンターに繋がるプレイなので更なる精進を。失点シーンはしょうがない
市川:テウクが目の前に張り付いていたので攻撃参加は控えめ、守備も控えめ。まあ合格点
森岡:ヘディングの競り合いで負ける事が多かった。コンディション落ちてる感じ。お疲れ?
斉藤:危険な突破を最後の最後で食い止め、危険を察知しての飛び出しもGJ!なにげに守備のMVP
山西:守備に関しては文句ないです。攻撃に関してはアシストは誉めますが、やはり物足りなさはある
高木和道:守備に関しては文句ないです。攻撃に関しては・・・課題ありすぎ
伊東:精力的に動き回って色んな意味で効いていた。それだけに怪我が心配
チェ・テウク:う~ん・・・由紀彦の体力温存の為のスタメンだと思いたい。相変わらずサイドに張り付いたら離れない・・・DFの裏を取ろうとしない・・・ボールを持ってから最後の最後でヘマをするのはなんかの呪いか?正直彼よりも山本真希を見たい
沢登:相変わらず精力的に動きまわってチームを引っ張ってくれます。ただ恒例のノボリファールで黄紙頂戴したり悪い癖が出始めてるかな?お疲れの証拠かも、横浜FM戦ではサブへ回ると予想
久保山:影のMVP。脅威の運動量で好守に貢献
チョ・ジェジン:2点目はびっくりしました。1点目もはいるとは思ってませんでした。素直に頭が下がります。この調子で横浜戦では安とのFW対決を制して欲しい
高木純平:決定機を決めていればスーパーサブとしての地位を確立できたかな。相変わらず好調を維持
平松:純平とのSサブ争いで奮起中?裏切りつづけられた清水サポを納得させるにはあと一歩か
岩下:とうとうJデビュー!伊東の怪我という思いがけないアクシデントでのギャンブル的出場かと思いますが、プレーぶりは安定。サテよりも周りのサポートが厚かったので寧ろ楽にプレイできていたような印象。短い時間での出場とはいえ痺れる展開(1-0→1-1→2-1)でピッチにいたのはよい経験になったでしょう。チームとしてもボランチより下の選手層が厚くなるのは大歓迎。

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