もう無駄に熱くないのか？北信越フットボールリーグ

次の日曜日、即ち[アルビレックス×レッドダイヤモンズ]の翌日、北信越フットボールリーグがスタートします。

北信越リーグ・ディビジョン1は、【無駄に熱い地域リーグ】【世界で最も過酷な4部リーグ】と揶揄された存在〝でした〟。
「JAPANサッカーカレッジ」「AC長野パルセイロ」「ツエーゲン金沢」「松本山雅FC」という、非常に力が拮抗した4クラブが存在していたからです。
しかし、2010シーズン、これが一変する可能性が高い！！

何故なら―
御承知のように「ツエーゲン」と「松本山雅」が、ジャパン・フットボール・リーグ、通称「JFL」に昇格してしまったから。
その上、「JAPANサッカーカレッジ」の主力が大量に退団してしまったから。

4強のうち2強が〝卒業〟したわけですから、単純に考えれば、パルセイロとJSCとで北信越リーグの優勝争いをしそうなものです。
ところが、昨季の優勝チームであるジャパンサッカーカレッジから、たくさんの選手が離脱してしまったんです。
一方で、長野パルセイロには、無名ながらも実力のある選手たちが入団してきました。

つまり、戦力バランスが、大いに崩れてしまったというわけ。
それも非常に皮肉な戦力の移動が起こってしまっているんですからね。

JSCを辞めた主な選手は―
マイケル・ジェームズ～今はツエーゲン金沢
長谷部彩翔～今はツエーゲン金沢
麻生瞬～今はAC長野パルセイロ
諏訪雄大～今はAC長野パルセイロ
宇野澤祐次～今はAC長野パルセイロ
渡邉圭二～今はジェフユナイテッド千葉

守護神（諏訪）＆中盤の要（麻生）＆点取り屋（宇野澤）が、ライバルの長野に移籍しちゃったんだもん。


というわけで、2010季の北信越フットボールリーグの焦点は、＜AC長野パルセイロが独走優勝してしまうのか、それともJAPANサッカーカレッジ始め、他のチームがパルセイロを苦しめられるか＞でしょう。

なお、北信越リーグ1部のエントリーチームは―
・JAPANサッカーカレッジ（昨季優勝　勝ち点35）
・AC長野パルセイロ（昨季準優勝　勝ち点31）
・サウルコス福井（昨季5位　勝ち点10）
・グランセナ新潟FC（昨季6位　勝ち点10）
・FC上田ジェンシャン（昨季7位　勝ち点8）
・ヴァリエンテ富山（昨季8位　勝ち点7）
・FCアンテロープ塩尻（昨季2部リーグ）
・テイヘンズFC（昨季2部リーグ）


4月11日　第1節のカードは―
ジャパンサッカーカレッジ×テイヘンズFC　11：00開始　＠JSCグラウンド
グランセナ新潟FC×FC上田ジェンシャン　11：30開始　＠グランセナスタジアム
AC長野パルセイロ×FCアンテロープ塩尻　13：00開始　＠南長野総合球技場
サウルコス福井×ヴァリエンテ富山　13：30開始　＠テクノポート福井