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ツエーゲン金沢の血の血の入れ替え

2010年02月01日 07時00分00秒 | JFL地域リーグ 大学・高校サッカー
JFLジャパンフットボールリーグへの昇格を果たしたツエーゲン金沢の選手編成が凄まじい。
全国社会人選手権と地域リーグ決勝大会、そしてJFL入れ替え戦で活躍した選手らであっても、〝容赦なく〟契約満了の通告を出して、その一方でJリーグでの経験が豊富な選手、それもネームバリューがある選手の獲得を行っている。


2009シーズンの金沢のチーム説明をする際に欠かせなかった、ビジュらブラジル人選手3人、守護神の木寺浩一などとは契約を更新せず。

代わりに、久保竜彦・山根巌との入団契約を妥結。
マイケル・ジェームズと長谷部彩翔という将来有望な若手をレンタルで獲得。
J2カテゴリーではあったけど、愛媛FCを代表するプレイヤー田中俊也の移籍にも成功。

田中は、チームが契約満了の判断をしない限り、引退まで愛媛にいると予想していたんだけど、まさかの退団。
なるほど、彼は星稜高校サッカー部出身で、地元チームのJリーグ昇格という夢を果たすために移籍を決断したというわけか。


2009シーズンの北信越フットボールリーグ開幕を迎えるに当たっても、金沢は地域リーグに〝似つかわしくない〟補強を行ったけど、2010シーズンも前シーズンに劣らぬ派手な動きをしている。
不景気のせいで人件費節減という意図から、戦力外通告を受けたJリーガーは少なくない。
実績・能力は高いのに、そういう理由で契約続行とならなかった選手は結構存在する。

1年前もそうだったけど、ツエーゲンは、そういう「選手市場」を〝味方〟にして上手いことやっている。

恐らくまだまだ金沢の補強は、あるはずだ。
栃木との契約が切れた栗原圭介だとか、アルビとの契約を満了した純マーカスであるとか、一向に再就職先クラブが決まらないJリーガーは数多い。
そういった選手をピックアップして、更に選手保有数を増やすような気がする。

考えるに、1桁順位に入るのは可能性が高いのではないか。
JFLで旋風を起こし、うまく事態が進めば、4位以内も夢じゃないと思う。

そして彩翔とマイケルは、イイところに武者修行に出されたと思う。

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