「アルビレックス新潟」各チーム推し活動をできるだけ現場でしている都内在住サポーター

「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

ベテラン選手の重み

2010年10月07日 14時30分00秒 | アルビレックス新潟
直近のアルビレックス新潟の試合で、最も内容が良かったのは東北電スでの対ガンバ大阪戦だったと考えます。
逆転敗北ゲームではあったけれども、勝敗に〝目をつぶれば〟という前提に立つと、新潟のサッカーを高く評価してイイと思います。

この試合の特徴は、プロ初先発の加藤大が象徴するように、相対的にプロキャリアの浅い若手選手たちが躍動し、新たなる希望が灯った、ということ。
そして、彼ら〝ケツの青い若僧たち〟が良いフットボールを表現できたのは、キャリアを積んだベテラン選手たちが、しっかりと〝後方支援〟したおかげでもあると考えます。
内田や本間らが、マサルらのバックアップを万全にこなしたからこそ、若手たちは臆することなく、そのフレッシュな能力を発揮できたんじゃないかと。


政治業者のお約束の言葉で“今後は挙党一致、老・壮・青、力を結集して…”とのがあります。
なるほど、組織ってのは、若い者たちばかりでも駄目、経験を積んだベテラン達でもダメ、働き盛りの中堅層ばかりでも機能しないもの。
バランス良く、人員構成をするのが理想的。
でも実際は、世代間対立が生じて、そうそう上手くはいかないものなんですけどね。

自分にもそういう経験と体感があったんだけど、「若いことは良いことだ」「若さ万能主義」っていう信仰を抱いていたことがあったんだけど、若ければいいってもんでもないのが、人生を積み重ねていくと理解ってくるもので。
もちろん「若さ」というのは、大きな武器。
そこは重要なんだけど、酸いも甘いも噛み分けた人間の存在があってこそ、経験面で劣る若手がより輝くものなんだよね。


最近のアルビレックス新潟は、明堂や東口などプロキャリアがまだまだ少ない選手たちが台頭し、そこにサポーターは未来への希望を託しています。
でも彼らは、まだ〝ヒヨっ子〟。
独り立ちするためには、慶行、永田などのベテランや中堅のバックアップが不可欠。

若手同様、彼ら中堅以上のアルビ選手たちの今後の奮励を大いに期待します。
そして、この苦境を脱する牽引力になってくれることを。

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