「1勝」という足跡は遺したアルビレックス新潟U-18

第45回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会グループステージ第3節で、アルビレックス新潟U-18はカマタマーレ讃岐U-18を倒しました。
大きく膨らんで長い距離を走って来た白椿星成君が、右サイドからのセンタリングを、ファーサイドで山本倖生君が合わせて均衡を破り、そのまま完封勝ち。
　

讃岐は2連勝、それも4得点0失点。
一方の新潟は2連敗、0得点5失点。
既にノックアウトステージ進出を決めている讃岐を、グループステージ敗退が確定した新潟が破った形。

新潟が制勝したことにケチをつける気はないけども、だがしかし、讃岐は無理やり勝ちに行かなくてもいい第3節でした。
ノックアウトステージを睨んだ戦略的位置づけの第3節。
そういう要素を考えたら、手放しで新潟勝利を評価できないのも事実。
これが、「讃岐は絶対に勝つ必要がある」という第3節であっても、同じ結果になっていたか？

そういう注釈付きではあったものの、全国大会全敗はしない、1勝はして去る、という新潟の意気が実った試合でした。
3戦全敗よりは遥かに良い結果。