誕生 アルビBBレディース？！

来年1月15・16日、バスケットボールbjリーグのアルビBBの試合と、女子バスケットボールWリーグの日航ラビッツとが、新潟市東総合スポーツセンターでコラボレーション興行を行ないますよね。
アルビBBは大分ヒートデビルズと、JALラビッツはJXサンフラワーズとの連戦。
まさか、このダブル興行は、このための布石・伏線だったんでしょうか？

アルビBBを運営する新潟スポーツプロモーションが、日航ラビッツの身請けをするとなれば、チーム名は「新潟アルビレックスBBレディース」？
それとも、「ラビッツ」の愛称を残して、「新潟ラビッツ」でしょうか？


念のため、解説を。
日本航空が、経営再建中だというのは、新聞やテレビの報道でご存知ですよね？
JALラビッツをモデルにした映画―石原さとみちゃん・真木よう子ちゃんらが出演した作品―も公開されたほど。

でも経営建て直しに当たって、JALが運営する女子バスケットボールチーム「ラビッツ」は、2010－2011シーズンを限りを以って廃部することに。
そこで、日航は、この「ラビッツ」を引き継いでくれる企業・団体を探していました。
いま東京ヴェルディが、Jリーグの助力を仰ぎながら、来季以降の引き受け先法人を見つけようと必死になっているけど、それと同じことを日本航空と日本バスケットボール協会は行なっているんですね。

でもですね、きのう9月27日が、身請け先を決めるための交渉期限日だったんですよ。
急遽、新潟スポーツプロモーションが挙手して、しかも交渉がまとまりそうなので、協会とリーグ側は、きょう28日までの引き延ばしを認めたんでしょうか？

いずれにせよ、ラビッツの移管先が決定するに越したことはありません。
是非、正式決定の運びになって欲しいものです。


日本バスケットボール協会と〝喧嘩別れ〟した形のbjリーグでしたが、御存知のように両者が雪解けし、将来的にbjリーグと日本リーグとの合併が決まりました。
これまで、bjリーグの所属チームの選手は、日本代表に選ばれなかったけど、今はそれも解消。
そんな和解の流れが、アルビBBのラビッツ救済、ということに繋がったと考えます。

今も対立関係にあったら、新潟も日航ラビッツの身請けに名乗りを挙げなかっただろうし、仮に挙げたとしても、日本協会は認可しなかったに違いないでしょうね。