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新潟 第12節と第13節を共に制勝なくば降格必至

2017年05月17日 09時00分00秒 | アルビレックス新潟
アルビレックス新潟は、2017明治安田生命J1リーグの第12節と第13節を相次いでモノにする必要に迫られています。
引き分けでは生き残れません、新潟が生き残るには、第12節と第13節を続けて勝つしかないのです。

リーグ戦で1つでも上の順位で終えるために必要なことは何でしょうか?
それは近い順位のチームを追い落とすこと、直接対決で。
これは、サッカーばかりでなく、野球、バスケットボール、バレーボール、ラグビー、ホッケーなどの競技でも同じ。

優勝争いをしているチームは、下位取り零しをしないことは勿論、上位のライバルチームを直接叩くことが肝要。

中位争いをしているチームは、やはり中位に位置するチームを直接対決で倒して倒していくことで、二番手グループから一番手グループへと近づけます。
反対に、そこで敗れれば、三番手グループ、場合によってどん尻グループに吸収しかねみせん。

降格及び昇格制度を設けているリーグ戦競技で、残留争いを制する鉄則は、残留争いをし合っているチーム、それから、残留争いに足を踏み入れそうなチームを直接対決で、敗北にまみれさせること。
このことは、過去の数多の実例が証明しています。
また、2015シーズンと2016シーズンと、残留争いを経験して、ほうほうの態で生き延びられたアルビレックス新潟の星取からも裏付けられます。

2015季は、松本山雅FCに2戦2勝できたことで命拾い。
2016季は、名古屋グランパスとのホームゲームで最悪でも引き分けられたら残留争いを楽に出来たのに、敗北したせいで一挙に形成不利、他力本願も他力本願で、どうにか降格回避。

2017明治安田生命J1リーグ第12節、新潟が挑む相手は北海道コンサドーレ札幌。
順位こそ残留争い圏内も、勝点比較では残留争い圏外です、コンサドーレは。
でも新潟が5月21日に、札幌を倒したら、勝点差は7から4に。
まだまだ札幌には安全圏の勝点差ですが、しかし、少しは札幌から余裕を奪えます。
逆に新潟は、見えなかった札幌の翼がぼんやりとでも視界に。

ベガルタ仙台とアルビレックス新潟との勝ち点差もまた、仙台側からしたら安全圏です。
順位表の数字は近しいけど、仙台には残留争いが忍び寄るほどの危機的状況ではありません。
が、5月29日、新潟が仙台に土をつけたら、ベガルタから余裕が消えます。
一方、新潟からしたら仙台の鳥の羽、見えてきます。

アルビレックス新潟がJ2に落ちないための、J1に居続けるための、超重要決戦が、5月21日の対北海道コンサドーレ札幌戦と5月29日の対ベガルタ仙台戦。
大局的見地からは、浦和レッドダイヤモンズに敗れても実はそんなに痛手じゃありませんでした。
が、札幌と仙台には、そうは当てはまりません。

なにがあろうと、勝利しか許されない2連戦が今、我々の目前に迫っています。

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