あす6月23日 新潟工×アルビレックスユース

片や北信越プリンスリーグ1部の2位、片や同リーグ3位。
そして、勝点の数は同じ同士。
アルビレックス新潟ユースと新潟工業高校サッカー部とによる、あす6月23日の試合は、そんな戦い。

1位　星稜高校　7勝0敗　勝点21
2位　アルビレックス　4勝2敗　勝点12（1試合未消化）
3位　新潟工業高校　4勝3敗　勝点12
4位　帝京長岡高校　3勝2分け2敗　勝点11
5位　北越高校　2勝1分け4敗　勝点7

新潟工とアルビレックスは、開幕節で1度対戦。
J1新潟がJ1横浜と東北電力ビッグスワンスタジアムで戦った4月7日、両者は対決し、アルビレックスユースが[7対1]と大差勝利を収めました。
今季、急成長を見せているボランチの奥田君が、前半12分に先取点を挙げると、依田君がハットトリック、渡邊君も2得点、廣澤君もゴールネットを揺らしての圧勝。

しかし、控えメンバーとの大量交代後は、攻撃が停滞。
後半アディショナルタイムに、〝つまらない〟失点するなど、100点満点の内容とは書けず。
従って、明日の試合は勝つことは勿論、内容を突き詰めないといけません。
1ヵ月後には、U－18アディダスカップ本大会が迫っているのだから、隙の無い守備、誰が出ても質の変わらない攻撃の表現をしてもらいたいもの。

他方、新潟工業高校。
開幕節に大敗してスタートダッシュに失敗したものの、その後は巻き返して第3位。
アルビレックスに1点も与えない堅い守備をみせた帝京長岡高校サッカー部相手に3ゴールを奪って勝ち、星稜高校サッカー部とは[0－1]と最少失点差による敗北。
また、インターハイ県予選では4強。
あのときほど脆くはないでしょう。
最悪でも1失点に抑えて、1対0、2対1という僅差での勝負に持ち込んで、勝ちたいところでしょうし、それが現実策。
撃ち合いでは負けるのは必至。
守って守っての作戦でしょう。
アルビレックスは、それを打破できるのか？

アルビレックスの不安材料は、不動のセンターバック、守りの要である伊藤航希君が受傷していること。
おそらく試合出場は難しいでしょう。
代わりは、酒井高聖（ごうそん）君が務めるはず。
酒井君がどれだけ守れて、最終ラインからの起点となれるか。

キックオフ時刻は、6月23日の午後2時30分。
試合会場は、新潟市中央区の北越高校グラウンド。
試合終了予定時刻は、16時20分。
19時3分キックオフの[J1神戸×J1新潟]のスカパー中継をご家庭で視聴するには、新潟市内は勿論、柏崎市や長岡市や新発田市に村上市などからでも十分な移動時間だと思います。