夏の甲子園大会、全国高等学校野球選手権大会の代表校が次々に決まっています。
新潟県代表の野球部が好成績を挙げられることを強く願います。
さて、高校生のスポーツ部活動は、「野球」だけじゃありませんよね、当然ながら。
バレーボールに柔道に、陸上競技や水泳、弓道にボクシングなど様々あります。
そして今日から、野球を除く高校生のスポーツの祭典が始まりました。
奈良県で夏の高校総合体育大会、インターハイが開幕しました。
新潟県代表の選手、高校スポーツチームの大健闘、好成績を期待しています。
それにしても相変わらず、インターハイについての報道量は少ないですな。
テレビのニュース番組で高校総体のことは、まず扱わない。
五輪や世界選手権に出場経験のある、もしくは出場予定の選手にスポットを当てた報道はあるけど、それ以外は無いからね。
高校総体はNHKが主催でもあるのに、そのNHK、ニュース番組のスポーツコーナーで結果を伝えることも稀。
スポーツ新聞や一般紙スポーツ面も、インターハイのことは試合結果の数字だけ記載して、論評・リポートなんて微々たるもの。
同じ高校生のスポーツなのに、野球は大きく紙面を割き、テレビニュースの放映分数も半端じゃない。
朝日新聞社主催のイベントだけど、ライバルの讀賣新聞も産経新聞も、朝日に劣らない報道体制。
なんでしょうね、この不公平さ。
いや、高校野球は吾輩も大好きです。
でも、このアンバランスさは、吾輩が高校生の頃から不満でした。
スポーツは野球以外にもあるんだけどなあ。
大会参加人数は、夏の甲子園よりも、夏の高校総体の方が圧倒的に多いんだけどね。
野球も報じて、インターハイも報じる、そういうのは出来ないものなんですかね。
取材スタッフの人員問題もあるんだろうけど、高校野球に10人派遣するところ、6人くらいして、4人を高校総体に派遣するとか、そういうことは出来ないもんなんですかね。
極端な話、高校野球報道なんて、春は毎日新聞、夏は朝日新聞に丸投げしてもいいんじゃないかと。
その他の報道機関は、インターハイに傾注した方がイイんじゃないかと。
まあ、新潟日報などの地方紙スポーツ面が、高校総体の結果だけじゃなく、レポートも割りと詳しく記述してくれてはいるんですけどね。
全国紙とスポーツ新聞も、もっと大きく扱ってくれるといいんだけどねえ。
あとNHKの地方局枠で、もっともっと放送してもらいたいものです。
甲子園で1回戦で敗退した高校の選手でも、テレビ・新聞に顔が出る―
インターハイで優勝した選手が、テレビ・新聞に顔が出ることは滅多にない―
こういうのって、やっぱし、不公平だと感じざるを得ませんわ。
本当に露出に差があり過ぎだと思います。
今日のインターハイのニュースも、実質的には皇太子殿下のお言葉だけでしたからね。
高校生が精一杯戦ってるのは、野球もその他のスポーツも全く変わらないのに、マスメディアの扱いに大きな差があるのはおかしいですよね。去年のインターハイが地元埼玉開催でしたし、私の住んでるすぐ近くでも相撲が行なわれていて、「地元は」盛り上がっていたから尚更そう思います。
インターハイだとマイナーなスポーツも入るので、見る(読む)人が少ないと思ってるのでは?
有名な海外組を報道するのと同じだと思います
この時期、新聞のテレビ欄の、テレビ埼玉、千葉テレビ、TVK等の所謂UHF欄を見ると唖然とします…。甲子園の本大会はもちろんのこと、朝から夕方まで、地区大会の1回戦からタップリと生中継ですからね。
ただ、このような野球とマスコミによる密接な関係と不公平さを、表立って指摘する人が今も昔も皆無に等しいのは不思議ですね。
そんなことを言えば、新聞等から袋叩きにあってしまいそうで、タブーになっているのかもしれませんね。
野球は人気も歴史もあるというのは分かりますが、その人気と地位は、新聞とテレビ等のマスコミが「野球にあらずば、スポーツにあらず」とばかりに、徹底した情報量と翼賛で築いてきたればこそですからね。逆に野球に対する報道が少なくなったらと想像するだけで、野球関係者はゾッとするのでは?
ついでに…
あれだけプロや日本代表に優秀な選手を輩出している大学サッカー(特に関東リーグ)が、CSなどでただの1試合も放映が無いのは残念だなぁと、関西の大学ラグビー、アメフトのテレビ中継を羨ましく見ながら、いつも思います。
スポーツマスメディアで働く人は須らく、野球しかスポーツ体験はしなかったんでしょうか?
きっとバスケをやったり、剣道をやったり、していたはず。
なのに、高校生のスポーツの祭典を事実上、無視しているのは解せません。
そのくせ、自社が主催する単独の高校生スポーツ大会は必至に盛り上げる。
資本主義の世の常かもしれませんが、寂しい限りです。
>私の住んでるすぐ近くでも相撲が行なわれていて、「地元は」盛り上がっていたから尚更そう思います。
インターハイの相撲競技で優勝したり、上位入省したりした選手の中から、後に角界入りして活躍する力士は少なくありません。
そういう少年を、言葉は悪いですが「青田買い」的に報道するのも、スポーツメディアの役目だと思うんですけどねえ。
日本で人気・興味がある一番の競技は野球です。
それは認めますし、私も野球が好きです。
そして、そういう需要に応えて報道量が決まるのは致し方ない部分がありますが、でもそれで良いのか?というのが私の考えです。
2年に1度、私は不愉快になります。
夏季、冬季のオリンピックが催され、好成績を修めたときだけ、いわゆる「マイナースポーツ」にスポットライトが当たることです。
それまで見向きもしなかったのに、成田空港を経つときは取材もされなかった選手が、一気に報道されて持て囃されて、そして五輪が終わって半年経つと、また元通りになることです。
これって大変に失礼な態度だなあと思ってしまいます。
マスコミも、私も含む国民もですが。
せっかく注目を浴びても、それは五輪期間だけで、それ以外の長い期間はスルー。
これじゃあ、その選手・団体の「地位」は一向に上がりません。
経済的恩恵も受けにくいです。
その一方で、廃部騒ぎになると、そのスポーツ火を消すな的な報道をし、それまで関心のなかった人たちが存続活動をする。
国民の需要の問題もあるのは分かるけど、国民の知らない一流のアスリートを紹介するのも、メディアの役目だと思うんですけどね。