アルビレックス新潟トップチームが2015明治安田生命J1リーグで記録した直接フリーキックによる得点数は、「0」です。
1回も直接FKでゴールネットを揺らせなかった事実を踏まえると、我々応援する側は得てして、新潟の選手たちはその技術力が低い、と斬って捨てがち。
2010シーズンにマルシオ リシャルデスが7得点した成功体験に接していると、0得点にはどうしても高い不満が募ります。
では、直接フリーキックで、他のJ1チームはどれくらい得点しているんでしょ?
その前に、ここ4シーズンの新潟が挙げたリーグ戦における直接FK得点数を確認します。
2012シーズンは、1得点。
2013シーズンと2015シーズンは、0得点。
2014シーズンは、4得点。
2012季のは、アラン ミネイロがホームG大阪戦で決めたもの。
そのときのガ大阪はセホーン監督の下、まるでダメなチーム状況で、アランの蹴った軌道に大阪の選手たちがお見合い、そのおかげもあってネットインしたFKでした。
2014季のは総て、レオ シルバが揺らしたもの。
ボール狩り名人の上に、直接フリーキック名人の彼に、我々はますます尊崇の念を抱いたものです。
では、他のJ1クラブの直接フリーキック得点数を挙げていきます。
2015シーズンの最多得点チームは東京と横浜で、3得点。
2得点チームは、柏と湘南と広島と鳥栖。
1得点チームは、山形・鹿島・浦和・川崎・甲府・松本・清水。
2014シーズンの最多得点チームは、4得点の新潟。
3得点チームは、広島。
2得点チームは、鹿島・セ大阪・神戸。
1得点チームは、柏・浦和・東京・川崎・清水・名古屋。
2013シーズンの最多得点チームは、5得点の横浜。
次点は、3得点の浦和と東京。
2得点チームは、鹿島と川崎と広島。
1得点チームは、大宮・湘南・甲府・清水・磐田・セ大阪・鳥栖。
2012シーズンより昔も似たような傾向。
直接フリーキックによる1シーズン得点数が3以上なんて、稀なんです。
大部分は0~2の範囲。
小笠原満男のいるアントラーズ、中村憲剛のいるフロンターレ、中村俊輔のいるF・マリノス、遠藤保仁のいるガンバは、毎シーズン彼らがFKでバカスカ得点を決めているような印象があるけど、実際はそうじゃない。
だいたい、1シーズンで5回以上直接フリーキックを叩き込んだのは、7得点のマルシオ リシャルデスと、5得点のウェズレイの二人。
4得点が10人いて、うち2人がアンデルソン リマとレオ。
だからリマ、マルシオ、そしてレオと新潟はフリーキックの名射手を3人も獲得していたわけで、これはかなり奇跡的で凄いこと。
そして2010季のマルシオが、今更ですが、とんでもなく異常だったことがお分かり頂けるはず。
統計的にはそういうわけで、近年のアルビレックス新潟が直接フリーキックであまりゴールを決められない実態を、過剰に蔑む必要はありません。
だからって、鷹揚に構えててもいい話じゃありませんけどね。
直接FKで得点を奪う力が高いに越したことはなく。
上尾野辺めぐみを擁するアルビレックス新潟レディースが、彼女がピッチにいるだけで相手チームにFKの恐怖を与えているように、飛び道具を意識させることで優位性が作れます。
だから、1シーズンに2点は記録できるくらいにはね。
となると、今季は、いや今季もか、加藤大(まさる)には1得点でもいいから沈めてもらいたい。
彼の左足が火を吹いてネットを揺らして勝点3に結び付いてくれれば。
※記録参照フットボールラボ
1回も直接FKでゴールネットを揺らせなかった事実を踏まえると、我々応援する側は得てして、新潟の選手たちはその技術力が低い、と斬って捨てがち。
2010シーズンにマルシオ リシャルデスが7得点した成功体験に接していると、0得点にはどうしても高い不満が募ります。
では、直接フリーキックで、他のJ1チームはどれくらい得点しているんでしょ?
その前に、ここ4シーズンの新潟が挙げたリーグ戦における直接FK得点数を確認します。
2012シーズンは、1得点。
2013シーズンと2015シーズンは、0得点。
2014シーズンは、4得点。
2012季のは、アラン ミネイロがホームG大阪戦で決めたもの。
そのときのガ大阪はセホーン監督の下、まるでダメなチーム状況で、アランの蹴った軌道に大阪の選手たちがお見合い、そのおかげもあってネットインしたFKでした。
2014季のは総て、レオ シルバが揺らしたもの。
ボール狩り名人の上に、直接フリーキック名人の彼に、我々はますます尊崇の念を抱いたものです。
では、他のJ1クラブの直接フリーキック得点数を挙げていきます。
2015シーズンの最多得点チームは東京と横浜で、3得点。
2得点チームは、柏と湘南と広島と鳥栖。
1得点チームは、山形・鹿島・浦和・川崎・甲府・松本・清水。
2014シーズンの最多得点チームは、4得点の新潟。
3得点チームは、広島。
2得点チームは、鹿島・セ大阪・神戸。
1得点チームは、柏・浦和・東京・川崎・清水・名古屋。
2013シーズンの最多得点チームは、5得点の横浜。
次点は、3得点の浦和と東京。
2得点チームは、鹿島と川崎と広島。
1得点チームは、大宮・湘南・甲府・清水・磐田・セ大阪・鳥栖。
2012シーズンより昔も似たような傾向。
直接フリーキックによる1シーズン得点数が3以上なんて、稀なんです。
大部分は0~2の範囲。
小笠原満男のいるアントラーズ、中村憲剛のいるフロンターレ、中村俊輔のいるF・マリノス、遠藤保仁のいるガンバは、毎シーズン彼らがFKでバカスカ得点を決めているような印象があるけど、実際はそうじゃない。
だいたい、1シーズンで5回以上直接フリーキックを叩き込んだのは、7得点のマルシオ リシャルデスと、5得点のウェズレイの二人。
4得点が10人いて、うち2人がアンデルソン リマとレオ。
だからリマ、マルシオ、そしてレオと新潟はフリーキックの名射手を3人も獲得していたわけで、これはかなり奇跡的で凄いこと。
そして2010季のマルシオが、今更ですが、とんでもなく異常だったことがお分かり頂けるはず。
統計的にはそういうわけで、近年のアルビレックス新潟が直接フリーキックであまりゴールを決められない実態を、過剰に蔑む必要はありません。
だからって、鷹揚に構えててもいい話じゃありませんけどね。
直接FKで得点を奪う力が高いに越したことはなく。
上尾野辺めぐみを擁するアルビレックス新潟レディースが、彼女がピッチにいるだけで相手チームにFKの恐怖を与えているように、飛び道具を意識させることで優位性が作れます。
だから、1シーズンに2点は記録できるくらいにはね。
となると、今季は、いや今季もか、加藤大(まさる)には1得点でもいいから沈めてもらいたい。
彼の左足が火を吹いてネットを揺らして勝点3に結び付いてくれれば。
※記録参照フットボールラボ