「スケアリーストーリーズ 怖い本」星四つ

一食ぬいても、ぜひ！

ギレルモ デル トロが共同脚本を担当したというので、〝ハズレ〟ではないと踏んでTOHOシネマズに行ってみたら〝アタリ〟でした。
『怖い本』という題名が付けられている割には、儂はそんな恐怖を覚えませんでしたが、『怖い本』誕生の経緯を探る秀作ミステリーです。
他人に推奨できる作品です。

いじめられっ子たちが幽霊屋敷に入る羽目になり、そこで『怖い本』を拾って持ち帰ったことから恐怖劇は始まります。
その『怖い本』が、これから起こることを勝手に書いていき、その通りになって人が〝消えて〟いくという恐怖劇。
なんだって本がそんな〝未来日記〟みたいなことをしでかしているのか？
『怖い本』は、ある人物が書いていたものなんですが、その人物に起こった悲劇＝理由が明らかになったときは、切なくなります。

でも一件落着をみた物語だったのに、続編製作が決定だなんて。