アルビレックス新潟×ファジアーノ岡山 退場者が出たら……深刻な

そういう事例は滅多に無いんだけども、皆無ってわけではなく。
アルビレックス新潟の選手たちには、ファジアーノ岡山の選手たちもですが、絶対にそういう事態に直面しないで頂きたい。

　

Jリーグが定める大会規定には、退場者の出場停止処分に関して―
・退場による出場停止についてはＪリーグ規律委員会で処分が決定されますが、処分が決まる前でも退場を受けた次の1試合は自動的に出場停止となります。
・退場（1試合警告2回による退場含む）による出場停止は同一大会における直近の試合で順次消化する。
・出場停止処分が同一大会で消化しきれなかった場合、残存の出場停止処分は直近の同レベルの大会で消化される。
―という規定を設定しています。

　

そして「プレシーズンマッチで受けた退場の出場停止は、リーグ戦やヤマザキナビスコカップなどで消化します」という規約が盛り込まれています。
2014シーズンのJリーグプレシーズンマッチ[清水エスパルス×川崎フロンターレ]で、清水の村松大輔(たいすけ)はレッドカードを提示されたのですが、おかげでJリーグディビジョン1第1節、彼は出場停止処分を課せられました。

またこれは不幸中の幸いだったと書くべきか―やはり2014季のプレシーズンマッチ ちばぎんカップで柏のレアンドロ ドミンゲンスが退場処分を受けたものの、レイソルはプレシーズンマッチをもう1試合組んでいてレアンドロの出場停止処分は、そのもう1試合[栃木SC×柏レイソル]で消化。
もしも柏とのプレシーズンマッチが無かったら、彼は開幕節を欠場しなくてはなりませんでした。

　

筆者は、アルビレックス新潟がプレシーズンマッチを催す度、負けても構わないから退場者だけはどうあっても出してくれるな、と祈ってます。
過去、新潟はそういう痛手を負ったことは無かったけど、だからって未来永劫絶対にそういう事態が起こらない保証は無いわけで。