谷口海斗 伊達にJ3得点王じゃなかった

2021明治安田生命J2リーグ第17節[ヴァンフォーレ甲府×アルビレックス新潟]で評価できることの一つは、谷口海斗の得点奪取力は、J2リーグでも通じると証明できたこと。
第7節の対モンテディオ山形戦までは途中出場ばかりだったこともあって、新潟移籍後ゴールは生まれなかった谷口海斗。
しかし、ロメロ フランクの負傷離脱に伴い「先発転向」して3試合目、第10節でようやく新潟加入後の初得点が誕生。
続く第11節でも得点、それも2得点。

ところが、そこから4試合は音無し。
得点したのは、愛媛FCとジェフユナイテッド市原・千葉という下位チーム。
彼の得点力は、J2上位の防御力には歯が立たないのか？とも感じました。

尤も、彼がノーゴールだった試合は、対大宮アルディージャ戦を除けば、他の選手も沈黙はしていたんですが。

でも、第16節と第17節とで3発。
それも、失点数の少ないFC琉球(当時リーグ2位タイの失点数)と、ヴァンフォーレ甲府(当時リーグ2位の失点数)を相手に。

海斗は第17節までに6得点を記録。
7得点の高木善朗に次ぐ、新潟で二番目にゴールを奪っているのです。

10得点が視界に入ってきました。
20得点することも非現実的な話でもないような勢いです。
無論、彼が得点量産することで、新潟の勝点も増えてくれないと困ります。
J2得点王に輝くレオナルドを擁しながら、J1昇格プレーオフトーナメントにも手が届かなかったような事態は御免です。