福島県Jヴィレッジから帰宅後、『アルビレックス』『新潟』『鹿島』『アントラーズ』というキーワードを入力して、試合の感想を記したブログを検索する――
すると、アルビサポが書いたブログに出てくる表題や序文には、
＜よくぞ貴重な勝ち点1をGETした＞
＜燃えた、興奮した、感動した＞
というような記述のオンパレード。
今度は、SNSにログインして、登録メンバーの日記の一覧を眺めてみる――
＜これは残留に繋がる勝ち点1だ＞
＜今シーズンのベストゲームだ＞
という趣旨のタイトルや序文が、これでもかこれでもかと並んでいる。
ブログを開設しているサポは誰しもそうだと思うのだけど、自分の感想を書き終わりUPした後、じゃあ他の人たちはどんな風に試合を眺めたのか、敵チームサポのも含めて観て廻ります。
まあ、勝利ゲームほどUPされるまでに費やされる所要時間は短く、また量も多い傾向にあります。
人間の情として当然の行動なんでしょうね。
それが、スカパー組も含めた昨日の観戦記の「量」が尋常ならざるほど多過ぎる！！
全部読もうと思ったら夜が明けてしまう程の量。
引き分けなのに、とんでもない量のブログと日記数。
即座に、自分の今の〝想い〟を知ってもらいたいという衝動に駆られる人が、たくさんいたってことですよね。
つまり、それだけの試合内容だったことの証左。
それにしても、執筆者の感情がダイレクトに伝わってくる序文とタイトルばかり。
変な話だけど、アルビが[5対0]で勝っても、ここまでの〝熱さ〟はないのではないか？
まあ、おかげで、拝読作業は先延ばしにしましたが。
マジで、徹夜作業になってしまいますんでね。
鹿島×新潟戦が、テレビ或いはスタジアムで応援していた人たちの目には、具体的にどのように映っていたのかは、後ほどじっくり拝読します。
「サポーター目線」というバイアスが掛かっているんで、客観性には欠けるけど、雰囲気はヴィヴィッドに伝わってきますからね。
ネイサン・ペトレリみたく空を飛べたならいいのだけど、Jヴィレッジからカシマサッカースタジアムまで1時間では移動できない。
仕方なく、福島県からの帰路、モバイルアルビレックスの速報テキストで、試合経過を追っていました。
直近のヴィッセル神戸戦・浦和レッズ戦もそうだったけど、リロードする度に、心臓がおかしくなりますよ。
リロードした結果、認めたくない文章が現れるんじゃないかと怖くなって、「再読み込み」ボタンを押すのに躊躇いが出てしまいますな。
で、最近続けて、男子アルビの試合経過をモバアルを通じて確認する事態になったことで、気づいたことなんだけども、文章をじっくり〝咀嚼〟するようになったなあと。
他の人はどうなのかな？
吾輩は試合終了後、〝おさらい〟の意味で、試合経過を振り返る意図で、モバアルの実況を読みます。
そのときも、じっくり文章に目を通していたつもりだけど、違いますね、読み方の〝質〟が。
自分の頭の中で、その文章を元に〝映像化〟し――
“アルビは○○選手と△△選手の動きが良いんだな”
“敵チームの□□選手と××選手に手こずっているな”
そんな脳内作業をするようになったんですね。
で、アントラーズ戦だと、矢野貴章と千葉和彦と北野貴之の動きが〝目立った〟ように感じます。
そして、意外なことも推理できるようになったんですよ。
それは「消えている選手」のこと。
必ずしもそうじゃないけども、名前が登場しない選手は、〝消えている〟傾向が強いと思われます。
とりわけ、攻撃的なポジションの選手は！
でね、アレッサンドロの名前が出てこないんだよ！！
浦和レッズ戦のときもそう！
ストライカーなんだから、彼の名前は頻繁に登場して然るべきなのに、なかなか「アレッサンドロ」の名前が出てこない。
実際、レッドダイヤモンズ戦でのシュート数も、アントラーズ戦のそれも1本。
シュート以外のところで、テキスト文章に載らないところで、献身的に働いていたのだろうけど、彼は得点を決めてナンボの存在。
アレッサンドロがシュートを放てていないのは……
まあ、でも、1本とはいえ、とても惜しいシュートを打ってはいるんだけどね。
冷徹に考えれば、アルビは、ジュビロ戦・Fマリノス戦・ジェフユナイテッド戦・レッズ戦、そしてアントラーズ戦と5試合連続無得点だ。
この不名誉な記録をストップさせるためには、アレッサンドロの活躍が必要不可欠。
4月5月の得点量産ペースの感覚を、早く取り戻してもらいたいものです。
モバアルの実況文に、彼の名前が頻繁に登場してくる、そんなパフォーマンスを渇望します。
