3連勝の勢いを、燃えないゴミの日にでも出してしまったのかと思われるほど、みっともない試合に終始した京都パープルサンガ戦。
9月30日に、苦手アウエーで久方ぶりの勝利を収めたとはいえ、あんなグダグダのゲームを演じた後だから、例のアウエー病が再発して、清水エスパルスに虐殺されやしないか、キックオフまで、実は内心ヒヤヒヤしとりました。
吾輩のこの心配が的中した形で、キックオフから120秒後、マルキーニョスにあっさり1点献上
前半のエスパルスの狙いは明確で、アルビの浅目のディフェンスラインの裏を狙ったロングパスを出し、それにチョ・ジェジンとマルキのどちらかが収めて、サイドに流れて、そこからゴールに迫ります。
この戦術がドンピシャはまり、何度もピンチを迎えるアルビ。
しかし、この日のアルビは、ちょっと違いました。
これまでのアウエーゲーム仕様のアルビだったら、1点先制された途端にシュンとなってしまい、エスパルスの攻撃に為す術なく、2~3点、更に失点してしまったことでしょう。
そして、タイムアップの笛が鳴るのを待つしかなかったのですが、珍しいことに、そして嬉しいことに、そうならなかったんですよね。
吾輩は、J’s GOALのネット中継で観戦していたんだけど、パソコンのモニター画面を通しても、
“まだ残り時間は、たっぷりあるんだ”
“同点にして、勝ち越しするぞ”
という気構えが、伝わってきましたね。
まず、これ以上の失点は御免とばかりに、不安定だった守備が徐々に、修正されていきます。
最終ラインの裏を狙った攻撃に対し、伊東輝などパスの出どころを厳しくチェックする一方、パスの受け手となる2トップのマルキとチョは千葉や慶治がきっちりマーク。
ラインの上げ下げも、慶治が上手くコントロールし出しました。
サイドに流れても、そこは中野と内田の両サイドバックが、確実にケアしています。
そして、なにより、寺川がセカンドボールやルーズボールを、拾いまくってくれたので、エスパルスの攻撃が×波状化、○散発化、しちゃったんですよね。
出場停止で寺川を欠いた前節のサンガ戦、セカンドボールを思うように確保できずに苦戦しました。
しかし、このエスパルス戦は、寺川がルーズボールなどを拾いまくるんで、試合が進むにつれて、どんどんアルビ有利に
改めて、寺川の〝有り難さ〟を認識できましたよ
昨日たまたま、MSNのアルビサイトに、寺川のインタビューがアップされたんだけど、
攻撃の基点となる役目はシルビに任せ、自分はセカンドボール拾いに邁進することを心掛けているんだそうです。
寺川がこうして守備に力を入れてくれる御陰で、シルビが前を向いてプレーできる頻度が、めちゃ高まります。
アルビの攻撃の起点であるシルビが、前を向けるようになるんですから、そりゃ、必然的に、アルビにリズムが出てきますよ。
寺川様・様です
ところで、エスパルス戦の試合中継のモニター画面を注意して見ていたら、セカンドボールを拾いに、スルスル~と駆けていく寺川の動きがしばしば映り込むのに、気づきました。
その動きがまた、実に面白いd(⌒ー⌒)
なんでこうも、ドンピシャで、ボール落下地点にタイミング良く行けるだよ?ってくらい、ボールが落ちる方向に駆けていくんですよ。
寺川は、セカンドボールを拾うコツは、「感覚頼り」と述べてるんだけど、今後はそういうことを頭に入れながら、彼のプレーをチェックをしてみますかね。
(そうそう、エスパルスの伊東輝が、危機察知能力を働かせて、これまたスルスル~と絶妙にポジショニングを変える様子も映り込んでいたんですが、これも面白かった
ベテラン2人の妙味が、そこにはありましたね)
とまあ、DF陣と寺川が、エスパルスのロングパスを基調とした攻撃を跳ね返し続けた事で、試合の流れはアルビに傾き出しました。
振り返ってみると、エスパルスに2点目を許さなかったことが、この試合のキーでしたね。
5試合連続で3失点以上を喫したのが遠い過去のように、ここ数試合は守備が安定しています。
やっぱ、守備力がしっかりしてないと、アカンですわ
浦和レッドダイヤモンズが首位に立っている要因の大部分は、J1最少失点という堅守を誇っているからだろうし、ガンバ大阪と川崎フロンターレが急ブレーキしたのも、守備が綻んで失点が増えたからというのが定説。
J1、J2の順位表を見ても、下位にいるチームは、概ね失点が多いですからね。
反対に、中位より上は、失点が比較的、抑えられてます。
さてさて、こうしてディフェンスがエスパルスの攻撃に耐えに耐えたので、試合の主導権がアルビに渡りました。
でもって、生まれたのが、矢野貴章の同点ゴールヽ(^◇^*)/
日刊スポーツ新聞が、矢野の同点弾に<矢野貴重>という見出しを付けましたが、正に値千金のスーパーシュートでした。
前半のうちに、同点に追いつけたのは、助かりましたよ。
もし1-0で折り返していたら、後半、また流れがエスパルスに移っていたかもしれませんからね。
さて、4月26日に日本平で行われたお菓子杯エスパルス戦でも、矢野は点を入れています。
このときも、エスパルスに1点ビハインドの状態から追いついた貴重なGOALでした。
柏レイソル時代は、どうだったか分からないけど、アルビの矢野は、日本平と相性が良いようですな。
矢野は、この同点GOALについて
<いつもならセンタリングを考える場面だが、キーパーもセンタリングを予想していたのか、ニアサイドが空いていた。迷いがなかったから、入ったと思う>
と述べています。
そう、吾輩も、てっきりクロスを上げるのかと思いましたがな。
それが、思い切りよく、シュートを打っちゃうんだもんね。
これこれ、これですよ 矢野p(*^-^*)q
FWってのは、これくらい強気に、迷わずにシュートを放たなきゃ
結果的に外れたり、GKにキャッチされるかもしれないけど、ゴールに向かって打てば、何が起こるか分からないんだから。
直接ゴールネットを揺らすことはもちろん、ポストやGKに当たって跳ね返ったボールに、味方選手が反応することもありえるし、クリアしようとした相手選手がミスって、オウンゴールになるかもしれないし。
今までの矢野には、こういう強気なところが、あまり見られなかったけど、それが発現できたのは、GOODです
ジェフユナイテッド千葉戦での無回転ミドルシュートも、思い切りの良いモノでした。
この姿勢を常に発揮し続けてくださいよ。
ただ、頂けないシーンもしばしば見られたんだよね。
クサビのプレーで、しっかりキープできずに、エスパルスの選手に奪取された場面が数回あったし、後半の絶好のヘディングシュートチャンスを逃したしね。
ま、それは今後の課題ということで、どんどん精進してください。
そして矢野以外の攻撃的な選手は、どうだったかというと、岡山先輩を筆頭に、みんな良かったです。
エジが不在の中、予想以上に健闘しました
ただ、これまたシュートの精度が足りなかったですな
岡山先輩も、慎吾も、松下も、中原も、あともう少しでゴールネット揺らす、という場面がありましたが…。
それに、コーナーキックの数が、エスパルスの1に対し、アルビは10もありながら、それを活かせなかったのが残念。
セットプレーで得点を決める、これについても更なる精進が必要ですね。
結局、ドローで終わったけど、及第点を与えられる内容でした。
同じ引き分けでも、1週間前とは雲泥の差
試合中に、ディフェンスを立て直す事が出来たし、攻撃もアグレッシブな姿勢が随所に見られて、チャンスの数も多かったですからね。
鈴木監督のコメント、健太監督のコメント、両方を見比べると、どっちが収穫の多いゲームだったか、如実に分かります。
吾輩は、なにより、アウエーで、しかも上位のエスパルス相手に、1点ビハインドの状態から追いつけたことを、大いに評価します
そして願わくば、このアウエー仕様が、フクアリ・カシマ・広島ビッグアーチでも発揮できることを
そうだ、亜土夢は、試合終了後、高校の先輩の青山に挨拶に行ったんでしょうな。
横浜Fマリノス戦後、亜土夢が松田直樹と大島秀夫に近付いて何やら話していたので、てっきり試合中にアクシデントでもあって謝罪してたのかと思ったら、なんてことない高校の先輩だから、挨拶に行ったんですな。
一緒にプレーしたことはないのに、挨拶に行くなんて、礼儀がなっているね、前橋育英高校サッカー部
もちろん、青山は1学年上だから、挨拶に行って当然なんだけどさ。
9月30日に、苦手アウエーで久方ぶりの勝利を収めたとはいえ、あんなグダグダのゲームを演じた後だから、例のアウエー病が再発して、清水エスパルスに虐殺されやしないか、キックオフまで、実は内心ヒヤヒヤしとりました。
吾輩のこの心配が的中した形で、キックオフから120秒後、マルキーニョスにあっさり1点献上
前半のエスパルスの狙いは明確で、アルビの浅目のディフェンスラインの裏を狙ったロングパスを出し、それにチョ・ジェジンとマルキのどちらかが収めて、サイドに流れて、そこからゴールに迫ります。
この戦術がドンピシャはまり、何度もピンチを迎えるアルビ。
しかし、この日のアルビは、ちょっと違いました。
これまでのアウエーゲーム仕様のアルビだったら、1点先制された途端にシュンとなってしまい、エスパルスの攻撃に為す術なく、2~3点、更に失点してしまったことでしょう。
そして、タイムアップの笛が鳴るのを待つしかなかったのですが、珍しいことに、そして嬉しいことに、そうならなかったんですよね。
吾輩は、J’s GOALのネット中継で観戦していたんだけど、パソコンのモニター画面を通しても、
“まだ残り時間は、たっぷりあるんだ”
“同点にして、勝ち越しするぞ”
という気構えが、伝わってきましたね。
まず、これ以上の失点は御免とばかりに、不安定だった守備が徐々に、修正されていきます。
最終ラインの裏を狙った攻撃に対し、伊東輝などパスの出どころを厳しくチェックする一方、パスの受け手となる2トップのマルキとチョは千葉や慶治がきっちりマーク。
ラインの上げ下げも、慶治が上手くコントロールし出しました。
サイドに流れても、そこは中野と内田の両サイドバックが、確実にケアしています。
そして、なにより、寺川がセカンドボールやルーズボールを、拾いまくってくれたので、エスパルスの攻撃が×波状化、○散発化、しちゃったんですよね。
出場停止で寺川を欠いた前節のサンガ戦、セカンドボールを思うように確保できずに苦戦しました。
しかし、このエスパルス戦は、寺川がルーズボールなどを拾いまくるんで、試合が進むにつれて、どんどんアルビ有利に
改めて、寺川の〝有り難さ〟を認識できましたよ
昨日たまたま、MSNのアルビサイトに、寺川のインタビューがアップされたんだけど、
攻撃の基点となる役目はシルビに任せ、自分はセカンドボール拾いに邁進することを心掛けているんだそうです。
寺川がこうして守備に力を入れてくれる御陰で、シルビが前を向いてプレーできる頻度が、めちゃ高まります。
アルビの攻撃の起点であるシルビが、前を向けるようになるんですから、そりゃ、必然的に、アルビにリズムが出てきますよ。
寺川様・様です
ところで、エスパルス戦の試合中継のモニター画面を注意して見ていたら、セカンドボールを拾いに、スルスル~と駆けていく寺川の動きがしばしば映り込むのに、気づきました。
その動きがまた、実に面白いd(⌒ー⌒)
なんでこうも、ドンピシャで、ボール落下地点にタイミング良く行けるだよ?ってくらい、ボールが落ちる方向に駆けていくんですよ。
寺川は、セカンドボールを拾うコツは、「感覚頼り」と述べてるんだけど、今後はそういうことを頭に入れながら、彼のプレーをチェックをしてみますかね。
(そうそう、エスパルスの伊東輝が、危機察知能力を働かせて、これまたスルスル~と絶妙にポジショニングを変える様子も映り込んでいたんですが、これも面白かった
ベテラン2人の妙味が、そこにはありましたね)
とまあ、DF陣と寺川が、エスパルスのロングパスを基調とした攻撃を跳ね返し続けた事で、試合の流れはアルビに傾き出しました。
振り返ってみると、エスパルスに2点目を許さなかったことが、この試合のキーでしたね。
5試合連続で3失点以上を喫したのが遠い過去のように、ここ数試合は守備が安定しています。
やっぱ、守備力がしっかりしてないと、アカンですわ
浦和レッドダイヤモンズが首位に立っている要因の大部分は、J1最少失点という堅守を誇っているからだろうし、ガンバ大阪と川崎フロンターレが急ブレーキしたのも、守備が綻んで失点が増えたからというのが定説。
J1、J2の順位表を見ても、下位にいるチームは、概ね失点が多いですからね。
反対に、中位より上は、失点が比較的、抑えられてます。
さてさて、こうしてディフェンスがエスパルスの攻撃に耐えに耐えたので、試合の主導権がアルビに渡りました。
でもって、生まれたのが、矢野貴章の同点ゴールヽ(^◇^*)/
日刊スポーツ新聞が、矢野の同点弾に<矢野貴重>という見出しを付けましたが、正に値千金のスーパーシュートでした。
前半のうちに、同点に追いつけたのは、助かりましたよ。
もし1-0で折り返していたら、後半、また流れがエスパルスに移っていたかもしれませんからね。
さて、4月26日に日本平で行われたお菓子杯エスパルス戦でも、矢野は点を入れています。
このときも、エスパルスに1点ビハインドの状態から追いついた貴重なGOALでした。
柏レイソル時代は、どうだったか分からないけど、アルビの矢野は、日本平と相性が良いようですな。
矢野は、この同点GOALについて
<いつもならセンタリングを考える場面だが、キーパーもセンタリングを予想していたのか、ニアサイドが空いていた。迷いがなかったから、入ったと思う>
と述べています。
そう、吾輩も、てっきりクロスを上げるのかと思いましたがな。
それが、思い切りよく、シュートを打っちゃうんだもんね。
これこれ、これですよ 矢野p(*^-^*)q
FWってのは、これくらい強気に、迷わずにシュートを放たなきゃ
結果的に外れたり、GKにキャッチされるかもしれないけど、ゴールに向かって打てば、何が起こるか分からないんだから。
直接ゴールネットを揺らすことはもちろん、ポストやGKに当たって跳ね返ったボールに、味方選手が反応することもありえるし、クリアしようとした相手選手がミスって、オウンゴールになるかもしれないし。
今までの矢野には、こういう強気なところが、あまり見られなかったけど、それが発現できたのは、GOODです
ジェフユナイテッド千葉戦での無回転ミドルシュートも、思い切りの良いモノでした。
この姿勢を常に発揮し続けてくださいよ。
ただ、頂けないシーンもしばしば見られたんだよね。
クサビのプレーで、しっかりキープできずに、エスパルスの選手に奪取された場面が数回あったし、後半の絶好のヘディングシュートチャンスを逃したしね。
ま、それは今後の課題ということで、どんどん精進してください。
そして矢野以外の攻撃的な選手は、どうだったかというと、岡山先輩を筆頭に、みんな良かったです。
エジが不在の中、予想以上に健闘しました
ただ、これまたシュートの精度が足りなかったですな
岡山先輩も、慎吾も、松下も、中原も、あともう少しでゴールネット揺らす、という場面がありましたが…。
それに、コーナーキックの数が、エスパルスの1に対し、アルビは10もありながら、それを活かせなかったのが残念。
セットプレーで得点を決める、これについても更なる精進が必要ですね。
結局、ドローで終わったけど、及第点を与えられる内容でした。
同じ引き分けでも、1週間前とは雲泥の差
試合中に、ディフェンスを立て直す事が出来たし、攻撃もアグレッシブな姿勢が随所に見られて、チャンスの数も多かったですからね。
鈴木監督のコメント、健太監督のコメント、両方を見比べると、どっちが収穫の多いゲームだったか、如実に分かります。
吾輩は、なにより、アウエーで、しかも上位のエスパルス相手に、1点ビハインドの状態から追いつけたことを、大いに評価します
そして願わくば、このアウエー仕様が、フクアリ・カシマ・広島ビッグアーチでも発揮できることを
そうだ、亜土夢は、試合終了後、高校の先輩の青山に挨拶に行ったんでしょうな。
横浜Fマリノス戦後、亜土夢が松田直樹と大島秀夫に近付いて何やら話していたので、てっきり試合中にアクシデントでもあって謝罪してたのかと思ったら、なんてことない高校の先輩だから、挨拶に行ったんですな。
一緒にプレーしたことはないのに、挨拶に行くなんて、礼儀がなっているね、前橋育英高校サッカー部
もちろん、青山は1学年上だから、挨拶に行って当然なんだけどさ。