29日の日曜日、博多の森でアルビレックス新潟レディースは、福岡J・アンクラスと戦うわけだけど、このアンクラスって、どういうチームなんでしょう?
そこで調べてみました。
幼稚園から大学まである、一貫教育の学校法人「福岡女学院」てのが、福岡市にあります。
ミッション系の学校法人です。
FIFAワールドカップ・メキシコ大会の開かれた1986年に、ここの中高等部の生徒の一部が、
“先生、私たち、サッカーやりたいんです”
と、教師達にお願いして、認可が下り、サッカー部が誕生しました。
この福岡女学院サッカー部は、めきめきと力を付けていき、遂には九州女子サッカーリーグで7連覇達成という偉業を達成w( ̄o ̄)w
学校の部活動なのに、九州で不動の地位を築いたんですよ
さて、こうなると、今度は国内トップリーグで、自分達の実力を試してみたい、となってくるのが人情。
そこで、福岡女学院の協力も得て、学校の部活から、クラブとして独立します。
それこそが福岡J・アンクラス
なんです。
そして今季、日本女子サッカーリーグ、通称なでしこリーグのディビジョン2参入する運びとなった次第です。
伊達に、九州で女王の地位を守り続けてきただけあって、なでしこリーグ参入1年目にも拘わらず、ここまでリーグ3位の好成績を収めてます。
恐るべきは、若干17歳、12月で18歳になる川村真理選手。
なんと、並み居る〝お姉さん〟選手達を押しのけて、ディビジョン2の得点女王を突っ走っています。
現在、25ゴールを決めてますが、アルビLのチーム得点女王の上尾野辺の17ゴールより、8つも上回ってるんですよ; ̄ロ ̄)!!
そして、上尾野辺よりも得点を決めている選手が、アンクラスにもう1人います。
光成芳恵選手で、今、19点を挙げています。
従って、川村と光成両選手で「44」点も荒稼ぎしているんですな。
アンクラスの総得点は「66」なので、ちょうど、3分の2を彼女達が決めている計算です。
でも逆に言えば、この2人を抑えれることで、アンクラスの得点能力は落ちる、ということも意味していますけど。
ちなみにアルビLは、彼女達に今季ゴールを許しておりません
ところがですね、上記2選手より、もっと驚嘆すべき選手が、アンクラスにはいるんですよ。
その選手の名は、河島美絵
この河島選手、どこが凄いかって、監督を兼任なんですΣ( ̄Д ̄;)
東京ヤクルトスワローズの古田敦也が、プレーイングマネージャーとして、話題を呼んだけど、あれと同じ
いや、今年の古田PMは、怪我などもあって、代打としても満足に出場してなかったけど、彼女の場合は、その正反対
野球の監督を、英語では<マネージャー>と呼ぶけど、サッカーだと<コーチ>ですから、河島プレーイングコーチと呼称させてもらいますが、河島PCは、第17節を除いて、全試合先発フル出場しているアイアン・レディです。
その1試合の欠場も、トレーニング中に怪我を負ったので、大事を取って、休んだとの事。
登録はMFで、ポジションは主としてボランチだそうで、得点能力も低くありません。
事実、アルビLは6月の対戦で、河島PCに点を決められています。
感心するのは、これだけじゃーありません。
アンクラスは、学校の部活動から、女子サッカークラブとして独立したと前述しましたけど、このクラブ化を推進したのも、河島PCなんです
そして、河島PCは、チームの営業活動をも、率先して行っているんです
福岡女学院から独立したからには、スポンサーを立てて、チーム運営をする必要がありますが、スポンサー集めにも奔走しているってぇ話です。
だから、河島PCの肩書きに[アンクラス代表・部長]というのも、プラスされておるんですよ
それと河島PCは、プロ契約でなく、ごく普通の女子サッカー選手ですから、生活費を稼がなくてはなりません。
朝早くから魚市場で働き、練習が終わった後の夕方も飲食店で働くそうです。
河島美絵さん、あなた、スゲーよ
もう、拍手を送るしかありません。
サッカーに限らず、日本の多くの女性アスリートは、仕事や勉強と両立させながら、自分の競技に打ち込むのが常だけど、河島PCは、その遥か上を行ってますよ。
ただ休養は、しっかり取ってください。
これだけ動いて、働いて、過労で倒れないほうが不思議ですもん。
以上、アンクラスについて調べていたら、こういう賛辞すべき女性が率いているとチームだと判明しました。
こういうことを知ると、つい、アンクラスを勝たせてやりたくなりますが、それと勝敗は別物です。
アルビLは、こういう難敵を打ち破り、絶対に1部に自動昇格しなくてはいけないのですから。
そこで調べてみました。
幼稚園から大学まである、一貫教育の学校法人「福岡女学院」てのが、福岡市にあります。
ミッション系の学校法人です。
FIFAワールドカップ・メキシコ大会の開かれた1986年に、ここの中高等部の生徒の一部が、
“先生、私たち、サッカーやりたいんです”
と、教師達にお願いして、認可が下り、サッカー部が誕生しました。
この福岡女学院サッカー部は、めきめきと力を付けていき、遂には九州女子サッカーリーグで7連覇達成という偉業を達成w( ̄o ̄)w
学校の部活動なのに、九州で不動の地位を築いたんですよ
さて、こうなると、今度は国内トップリーグで、自分達の実力を試してみたい、となってくるのが人情。
そこで、福岡女学院の協力も得て、学校の部活から、クラブとして独立します。
それこそが福岡J・アンクラス
なんです。
そして今季、日本女子サッカーリーグ、通称なでしこリーグのディビジョン2参入する運びとなった次第です。
伊達に、九州で女王の地位を守り続けてきただけあって、なでしこリーグ参入1年目にも拘わらず、ここまでリーグ3位の好成績を収めてます。
恐るべきは、若干17歳、12月で18歳になる川村真理選手。
なんと、並み居る〝お姉さん〟選手達を押しのけて、ディビジョン2の得点女王を突っ走っています。
現在、25ゴールを決めてますが、アルビLのチーム得点女王の上尾野辺の17ゴールより、8つも上回ってるんですよ; ̄ロ ̄)!!
そして、上尾野辺よりも得点を決めている選手が、アンクラスにもう1人います。
光成芳恵選手で、今、19点を挙げています。
従って、川村と光成両選手で「44」点も荒稼ぎしているんですな。
アンクラスの総得点は「66」なので、ちょうど、3分の2を彼女達が決めている計算です。
でも逆に言えば、この2人を抑えれることで、アンクラスの得点能力は落ちる、ということも意味していますけど。
ちなみにアルビLは、彼女達に今季ゴールを許しておりません
ところがですね、上記2選手より、もっと驚嘆すべき選手が、アンクラスにはいるんですよ。
その選手の名は、河島美絵
この河島選手、どこが凄いかって、監督を兼任なんですΣ( ̄Д ̄;)
東京ヤクルトスワローズの古田敦也が、プレーイングマネージャーとして、話題を呼んだけど、あれと同じ
いや、今年の古田PMは、怪我などもあって、代打としても満足に出場してなかったけど、彼女の場合は、その正反対
野球の監督を、英語では<マネージャー>と呼ぶけど、サッカーだと<コーチ>ですから、河島プレーイングコーチと呼称させてもらいますが、河島PCは、第17節を除いて、全試合先発フル出場しているアイアン・レディです。
その1試合の欠場も、トレーニング中に怪我を負ったので、大事を取って、休んだとの事。
登録はMFで、ポジションは主としてボランチだそうで、得点能力も低くありません。
事実、アルビLは6月の対戦で、河島PCに点を決められています。
感心するのは、これだけじゃーありません。
アンクラスは、学校の部活動から、女子サッカークラブとして独立したと前述しましたけど、このクラブ化を推進したのも、河島PCなんです
そして、河島PCは、チームの営業活動をも、率先して行っているんです
福岡女学院から独立したからには、スポンサーを立てて、チーム運営をする必要がありますが、スポンサー集めにも奔走しているってぇ話です。
だから、河島PCの肩書きに[アンクラス代表・部長]というのも、プラスされておるんですよ
それと河島PCは、プロ契約でなく、ごく普通の女子サッカー選手ですから、生活費を稼がなくてはなりません。
朝早くから魚市場で働き、練習が終わった後の夕方も飲食店で働くそうです。
河島美絵さん、あなた、スゲーよ
もう、拍手を送るしかありません。
サッカーに限らず、日本の多くの女性アスリートは、仕事や勉強と両立させながら、自分の競技に打ち込むのが常だけど、河島PCは、その遥か上を行ってますよ。
ただ休養は、しっかり取ってください。
これだけ動いて、働いて、過労で倒れないほうが不思議ですもん。
以上、アンクラスについて調べていたら、こういう賛辞すべき女性が率いているとチームだと判明しました。
こういうことを知ると、つい、アンクラスを勝たせてやりたくなりますが、それと勝敗は別物です。
アルビLは、こういう難敵を打ち破り、絶対に1部に自動昇格しなくてはいけないのですから。