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「1シーズンに1試合」アルビレックス新潟&アルビレックス新潟レディースの育成チームの試合を御覧になってみませんか 

きょう29日 アルビレディースは伊賀FCとの試合

2010年04月29日 09時30分00秒 | アルビレックス新潟レディース
アルビレックス新潟レディースは、4月25日に浦和レッズレディースと試合をしたばかりなのだけど、ゴールデンウィークということもあり、中3日で三重県に移動して伊賀フットボールクラブくノ一と今日対戦。

アルビレックスレディースは勝ち点4、伊賀FCは勝ち点3。
伊賀にとってみれば、このゲームに勝って勝ち点を6に伸ばし、新潟レディースよりも順位を上に上げたいところ。
逆にアルビレディースは、伊賀くノ一を倒して、勝ち点7として上位陣に食いつくきっかけにしたい。

伊賀くノ一は、2008シーズンに2部リーグに降格。
2009シーズン、ディビジョン2で2位となり、2シーズンぶりにトップリーグで戦うことになった。

伊賀の監督は今季から、あの大嶽直人が就任。
横浜フリューゲルスで、山口素弘らと一緒にプレーした元日本代表選手だった男が、伊賀FCを率いている。
そんな名プレイヤーが采配を執るチームだけど、そう直ぐに強くなるものでもない。
1勝3敗という成績。
その1勝は同じ昇格組の福岡相手から奪ったものであり、日テレと浦和には共に[0-3]というスコアで敗戦。
もう一つの敗北は、同じ昇格組の狭山に付けられたもの。

ちなみに、福岡は昨季2部リーグ3位、狭山は同1位。
即ち、昨シーズン実績で、自分より上のクラブに勝てず、下のチームには勝てたわけだ。
ということは、新潟も伊賀に勝てる!――という具合に簡単にいかないのが、サッカーの、スポーツの怖いところ。

とはいえ、〝自分らのフットボールを90分持続させれば〟伊賀FCに勝てる可能性は非常に高い。

ネット配信映像で伊賀の試合を観たけど、プレスに気圧されてボールをキープできない場面が目立つ。
アルビレディースの2010季の〝売り〟は、強烈なプレッシング!
INAC神戸も、東電マリーゼも、日テレ・ベレーザも、浦和レディースも、新潟レディースのプレスに手を焼いていた、それも相当に。
強豪が苦しんだほどなのだから、伊賀はより大変なはずだ。
プレスで主導権を奪い、押し込みたい。

また、どうも伊賀イレブンは、当たりに弱い。
そしてスピードにも難がある。
今のアルビレディースには、菅澤&小原&斎藤という、高速アタッカーを擁している。
また菅澤優衣香にはパワフルドリブルも備わっている。
彼女たちが、アルビLの得点奪取の大きな鍵を握るのではないか。


防御に関しては、ロングボールに気を遣いたい。
怖いのは、長いボールを最終ラインの裏に放り込まれての一発カウンターのみ。
これでゴールを奪われたら、もしそれが先制点だったら、伊賀は守備を固めてしまい、それを守り切りに入るに違いない。
絶対に、それだけは避けてもらいたい。

それ以外の伊賀の攻撃は、〝普通に〟対処すれば問題なし。
くノ一の総得点は「3」。
全て、福岡J・アンクラス戦で挙げたもの。
1つはコーナーキックからのオウンゴールだ。
残り2得点のうち1得点は、福岡が緩慢なディフェンスをしたから得られたもの。
爆発的な攻撃力は備わっていない。
強かさも持っていない。

とにかく〝普通に〟守れればOKだ。
がしかし、アルビLには悪癖がある。
それは、GKとDFの連携ミスによる失点癖。
それで、マリーゼにもレッズレディースにも負けてしまったのだから。
そこには充分に配慮して欲しいところだ。

引き分けは要らない。
勝ち点3を手土産に、新潟に帰ろう!!

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