精悍さ

あくまでもメディアの予想オーダーではあるけど、大野和成と木暮郁哉が、今日の横浜F・マリノス戦のスターティングイレブンに名前を連ねるかもしれない。

フミヤは昨シーズン、既に先発を飾ったことがある。
しかし、それはリーグ戦でのもので、意外なことにヤマザキナビスコカップでのスタメン経験は無し。
きょう先発だったら、それは彼にとって初のヤマザキナビスコカップ先発だ。

カズは、昨季も今季も、ここまで先発どころか、途中出場も無し。
天皇杯にも出場していない。
だから今日はカズのプロ人生で、記念すべき日となる、かも。

記録データを調べたら、2008季の大野和成は、骨折とそのリハビリのせいもあって、10月のリーグ横浜戦、11月の天皇杯FC東京戦、この2試合しか控えメンバーに入っていない。
そんな彼が、今シーズン、開幕から3か月の間に、ジェフU戦、ヤマザキナビスコカップのアルディージャ戦とレッズ戦、と既に3試合もベンチに入っている。
そして、もしかしたら今日、プロデビューを飾るかもしれないという！！
バックアップメンバーに入れるかどうかも実力勝負だから、これはカズが確実に力を付けているという証拠だ。

　　　　　　　　　　　　

この写真は、今季のヤマザキナビスコカップの方の磐田戦で撮影したもの。
木暮と大野は、ベンチにも入れなかったのでサイン会をしたんだけど、そんな彼らが揃って先発するかもしれないとは！！
これを写した3月末には、正直、思いもしなかったことだ。

さて、彼らを撮影したことについては4月3日のエントリー記事に書いたのだけど
＜和成の〝男前〟ぶりがグレードアップしていると感じましたわ。
精悍さが増して、あどけなさが消えて、〝イイ面構え〟になったなあと。＞ 

それこそレッズの山田直輝のように、ベビーフェイスで、誤解を恐れずに書けば〝可愛らしさ〟もあったアルビレックス新潟ユース時代の和成。
なのに、プレーはスゴイというギャップがあったんだけども。

それが、今じゃ、すっかりプロフェッショナルな顔に。
ほんの2年前までは、〝子ども〟だったのに！！
すっかり「戦士」の面構えになったぞ！！

もしもスタメンだったならば、中途半端なプレーだけはしないでもらいたい。
もちろんプロなんだから、ミスはしないに越したことはないけど、失敗を恐れて中途半端にプレーする方が、もっとダメだ。
勇気を持って、アグレッシブに守備をこなしてほしい。

それにユース時代のパフォーマンスから判断すると、大野はキック力が高い。
ロングフィードの精度は、高校生レベルでは頭抜けていた。
だから、その点でも永田の代役は充分に果たせるのではないか。

ヤングレッズは、うちらアルビとの試合を通じて、大きな収穫を得た。
今日は、うちら新潟の若手が、それを掴む番だ！！！