男ゴコロと旅の空 rainbow in my heart

出張に行く。食事する。女を抱く。酒を飲む。仕事する。丸裸の俺?

横浜中華街 上海料理 萬来亭

2007-05-28 02:19:39 | 麺!

横浜中華街と言っても、市場通りと太平道の角だから、
どん詰まりもいいとこにあるお店です。

萬来亭

近所に師父協和という鮮魚市場みたいなお店がありまして、
ここは中華街の協和物産という卸の会社がやっています。
僕はときどき生の田鶏(つまりカエル)を買いに行く。
田鶏だけは、冷凍と生で、格段の差があるので、
どうしても田鶏料理を作りたいときは、ここにお世話になるのです。

で、萬来亭ですが、ここは昔、萬来軒製麺所といって、
小さな麺作りのお店でした。
とにかく麺が美味しくてね。
中華街には永楽製麺所とかいろんな製麺の会社・お店があるのですが、
僕はここの麺が一番。とにかく最高の製麺所だったのです。
若奥さんがまた、元ミス上海という美人!
僕は着物のデザインやっていた頃、
この店の並びのマンションにあったエステサロンのおばちゃんと
提携していたので、よく玉子麺買って来ては、エステサロンで
ラーメン作って食べていた(笑)
若奥さんはそのエステサロンのお客さんだったから、
昔なじみというか、顔なじみというか。
もう、10年くらい前の話ですが。

その製麺所がお料理屋さんになって、どれくらいになるでしょう。
最初は小さなお店だったのが、改装して大きくなって。
二週間前に、ふと立ち寄ってみようかと思ったら、

ど~ん!!



えええ~!?



なんじゃぁこりゃあ!?

という行列が。ははぁん、テレビに出たのね。

どうりで、まだ昼前に通りがかったときに店を覘いているおばちゃん4人組に
(このときはまだ行列できていなかった)
ここは元・製麺所で、麺がうまいんですよ、と教えてあげたら、
『そう聞いて、来たんですよ』と返されて、
???と思った理由がわかりました。

メディアの力は恐ろしいです。
どうやら焼きそば特集らしく、梅蘭なんかも行列できていましたね。

で、二週間後の今日、どんな具合か見に来たら、



ふぅ、沈静化しているらしい。

4時半くらいだったのが良かったのか、入ったときは2組いた客も
帰っていって、一瞬お客は僕一人。



若奥さんも遅い賄いを食べ始めたりして。
すぐに家族連れが何組か入ってきましたけど。

さて、何を食べましょうかね。
今や名物・上海焼そば。。。と頭をよぎりましたけど、
やはりあの頃のあの麺が忘れられない。
汁そばが食べたい!ということで豚バラそばを注文しましたが、
残念ながら売り切れです。

『じゃ、何がいい?』と若奥さんに訊ねると、パイコーと答えが。

じゃ、排骨麺



来ました来ました!



うんまそうでしょ!?

まずは懐かしのこの麺を!!



おお!蘇るね!この中細玉子麺。麺固めですよ。
この麺、うまいなぁ。



スープがまた優しい。すごく優しいスープなの。

あくまでも麺が主役です!って感じの、
夫唱婦随スープとでも呼ぶのでしょうか。
しっかり主役を立ててくれるスープですね。
うちの奥さんと180度違うな。
なんか涙でそうな、麺への愛情一杯のスープです。
さすが製麺所。

化学調味料は、使っていないか極少量か。
食べた後、ぜんぜん胸ヤケしなかったですから。
2週間前には、昔超オススメだった店が味変わっていて、
大ショック受けていたところなので、
そこは強調しておきましょう。
(この事件はいずれ取り上げる予定です)



パイコーも肉厚で、しっかりと麺を引き立ててくれています。

全体的に薄口の上品な一品でした。
今度来るときは上海焼そばにもトライしてみようかな。

でも、ここはやはり汁そばを頼むべきじゃないのかなぁ。
テレビがたまたま焼きそばの特集しただけで、
それだけで誰も彼も焼きそばしか頼まないというのも、
変な話だと思うんだ。

ま、これからも少し通ってみて、このお店の得意分野を
探ってみようと思います。

またレポートしま~す!!
























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