![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/02/d59369a8539c517fd7286d3a88b385f4.jpg)
さて、ニューコンミートの話題の続きです。
もしコンビーフシリーズを最初から読みたい方は
こちらからどうぞ!
コンビーフの廉価版として、主に馬肉を使い、
牛肉は20%以上のものを、
ニューコンミートと呼ぶのでした。
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はい、ありがとうございました。続けましょう。
このニューコンミートはコンビーフ三大ブランドの
Nozaki(川商フーズ)、K&K(国分)、MEIDI-YA(明治屋)
はいずれもリリースしているのですが、
それ以外にもう一社、
ニューコンミートだけを出しているブランドがあるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/03/57bc61d55d646d03cdbed1d31bc2c954.jpg)
こけし印のニューコンミート
こけし印は三井物産のブランドですね。
ここはコンビーフはないらしく、
ニューコンのみのエントリーです。
缶に記載されている文面を並べてみましょう。
KOKESHI ニューコンミート
原材料名 食肉(馬肉、牛肉)、牛脂、食塩、ゼラチン、
砂糖、ビーフエキス、香辛料、カゼインNa(乳由来)、
増粘多糖類類、調味料(アミノ酸等)
酸化防止剤(ビタミンC)、発色剤(亜硝酸Na)
(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
内容量100g 製造者 ホリカフーズ株式会社 NG03
新潟県魚沼郡堀之内286 電話0120-975-220
ふむ。ゼラチンが入っています。
これは、次回以降にご紹介する『脂肪の少ないコンビーフ』
では、牛脂の代わりに使われているんですが、
このこけし印と、そして明治屋のニューコンミートには
牛脂と一緒に使われています。
そしてビーフエキス。
よく食品の添加物に、ビーフエキスとか牛肉エキス、
牛エキスなんて書いてあるんだけど、これって一体、
どんなものなんだろう。
ちょっと調べてみよう、ということで、
昔話の『舌切り雀』を開いてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/18/e30e6bfbba42cd666d3647d86837b97e.png)
おじいさんがかわいがっていた雀の子、“おちょん”は、
おじいさんが留守の間、意地悪なおばあさんに
何も食べさせてもらえず、つい洗濯に使う『のり』を
舐めてしまいます。
この『のり』の原料が汚染米だったとしたら…
このおばあさんなら、やりかねない。
本当に怖いことですね。
さて、『のり』を舐めたおちょんは、おばあさんに舌を切られて
泣きながら雀のお宿に帰ってしまいます。
そのおちょんを探して旅をするおじいさん。
川の傍に来ると、そこには“牛あらいどん”が
牛を洗っていました。
『牛あらいどん、牛あらいどん、この辺に雀のお宿が
あると聞いたが、どこにあるか教えてくれんかいの?』
すると牛あらいどんは、
『この牛を洗った牛洗い水、桶に7杯飲んだら教えてやる』
というんですな。
おじいさんは、がっぷがっぷと飲み干すんだけど、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b7/e5dfdfa2c3515c9a28054734d9ece52c.jpg)
この牛洗い水のことをビーフエキスと言うのではないか?
と思ったら、どうやら違うようです。
それじゃ、ビーフエキスって、なんだ!?
ビーフエキスとは、一般的には牛骨を炊き出したものを
濃縮したエキスのことを言うらしい。
牛骨エキスですな。
他に牛肉を煮てできる牛肉エキスっていうのもあって、
これはコンビーフを作る際に得られるらしい…って、
変なの(笑)
コンビーフ作るときにエキス出しちゃって、
出し殻の肉に牛骨スープ入れて作るの??
どこかのサイトに、最近はコンビーフの生産量が
減少しているので牛肉エキスが品薄だとか
書いてあったけど…。
僕ら、出し殻の肉食って喜んでるんだな…。
ま、ニューコンはほぼ80%馬肉なんだけど。
そうすると馬肉エキスっていうのもあるんだろうか?
こりゃ、馬あらいどんにも登場してもらおうか。
さて、こけし印の乳痕に戻りましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d5/1ebfbd80393000c0c83757d6c66c6cb1.jpg)
こいつの特徴は、ふわふわ感。
お肉がふんわりしてるんです。
マイルドっていうのかな。
チョコとエアインチョコの差というか、
ま、食べてみればわかるって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/19/54fe77836c36c572f0decd670e714791.jpg)
脂肪は目立たない感じですね。このへんがゼラチンの威力か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/53/cf21a62c1b5fe0470b9e9b3c3d0ea11a.jpg)
で、ビーフエキスのせいか、スープにしてみると、
なかなか旨いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d2/44c26f26a0e4fe68e4bb8327afae8e83.jpg)
それじゃ、こいつを僕の定番にするかっていうと、
なかなか売ってないからね。
だから、近所にコレを売っている人は、これ食べればいいし、
違うの売ってれば、それを食べればいいって、
それじゃ、こんな記事必要ないか(笑)
ま、ニューコンミートは
①手に入れやすいブランド
②価格
の2つで選べばいいってことです。
前回の比較調査により、
コンビーフとニューコンミートなら
味には遜色なく、コストパフォーマンス的には
ニューコンビーフに軍配が上がったわけだけれど、
ここでもまた、価格勝負。
この場合は流通の問題。どこが安売りしているか
がカギってことですか。
よく食卓に上がるお家なら、ネット通販で購入
っていうのがお得かもしれない。
熟成したほうが美味しいんだから、
すこしでも長く貯蔵したいし。
売れ残って安売りなんていうのがあれば、
最高に嬉しいよね。
消費期限切れたほうが高く買いたいくらいだもの。
で、雀のお宿から帰ってきたおじいさん、
小さなつづらの中には、
10年寝かしたコンビーフ缶が沢山入っていましたとさ。
とっぺんぱらりのぷぅ。
おっと、終わっちゃいけない。
こけし印の原材料を掲載したので、
ついでに三大ブランドのも載せておきます。
NozakiとK&Kは、内容成分に変わりがありません。
原材料名
食肉(馬肉、牛肉)、食用油脂、食塩、砂糖、香辛料、
調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カゼインNa(乳由来)、
酸化防止剤(ビタミンC)発色剤(亜硝酸Na)
食用油脂というのは、牛脂と思われます。
そして明治屋のニューコンミートは
原材料名
食肉(馬肉、牛肉)、牛脂、食塩、ゼラチン、砂糖、
エキス調味料、香辛料、カゼインNa、増粘多糖類、
調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、
発色剤(亜硝酸Na)、(原材料の一部に乳成分、小麦、
大豆を含む)
となっています。ふむ。ゼラチンとエキス調味料ね。
さて、次回のコンビーフネタですが、
『リビーコンビーフの謎』もしくは
『愛媛牛か四国牛か…』
『脂肪の少ないコンビーフ』
『ついに食べた!生活クラブ生協のコンビーフ』
『製造元は同じじゃないか!?』
の中から、どれにしようか迷っております。
その前に浅羽由紀情報や、
その他・美味しいお店紹介、そして
ぬちゅぬちゅ…はやめとこうか(笑)
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コンビーフシリーズ バックナンバー
しかし、舌きりスズメのお話、どんなんだったかな~・・・?
メーカーは忘れたなぁ、見たこともない缶だった。
宇和島?って地名が頭に残ってる。
たぶん私にくれた人もその道のマニアだったのね。
食べたんだけど、私には乳痕が向いてるなって思った記憶あり。
それにしても三井さん、ネーミング変えた方がいいんじゃない?
「こけし印」って、……なんかね。
もし三菱がよ、「電動印」なんて乳痕を出して並んで陳列されたら笑い話じゃ済まないよ。
創健社と四国明治の二社。
でも、他にもあるかも知れませんね。
最近では宇和島牛の生産農家が減り
『宇和島牛コンビーフ』を
名乗れなくなり、四国牛となっている
ようです。
それにしてもさやか…
それはニューコンじゃなくて
ダンコンの話では?(爆)
今度僕がぬちゅぬちゅ専門のブログ
立ち上げたら、読者になってくれるかい?
ただし、発言に責任が持てる「大人」限定でね。
決してアダルトという意味じゃなくてさ、上手く言えないけどそんな感じの。
ぬちゅぬちゅ専門? 期待してます。
ハンドルネームも全員違うのを使って。
ま、もう少し考えてから。
今だって超忙しいしね。
上手にとか全然考えてなくて
頭に浮かんだことを
そのまま記事にされてる
ところかもしれませんね!
私はたぶんbaysさんの
そういうところがすきなんだろうな。。。
思ってるんですよぉ。
そうは見えないかも
知れないけど(笑)
ときどき過去の記事
直したりしてるもんなぁ。
ま、深く考えたりは
してませんけど。