つけめん あびすけ 横浜・日吉

あ～、福井では、散々でございました。
ＪＲ鯖江の駅に降り立ったのはいいのだが、
な～んにもない
駅前に、とにかく店がないのである。
ロータリーの隅っこに、鮮魚・仕出しの不穏なお店が一軒。
お食事どころの幟が立っているのだが。。。
どうも、足が向かない。
２０分ほどうろついてみたけれど、とにかく店がないのです！
本日休業が２軒。。。
しょうがなく駅前に戻り、くだんの店へ。
「定食ですがいいですか？」というのが意味不明。
２階の部屋に上がれという。誰も来ない。
妙にクーラーの効いた和室の中に、一人座るbays_star。

ふとメニューを見てみると、またもや不穏感を増幅させる文字が。。。



ああ。。。うーろ茶。。。じゅすう。。。

いったいどんな飲み物なのだろう、と恐怖におののいているところに、

イキナリ「定食」がやってきた。

ああ、そういう意味だったのね。

冷えたムツの照り焼きと、マグロとハマチの刺身。。。
僕にとっての北陸福井のイメージは、もろくも崩れ去ったのです。
1,100円でございました。
鯖江。。。眼鏡の産地。。。
セリーグ審判員の杉永氏の故郷。。。

その後、代理店の人に迎えに来てもらって、車で町を走りました。
田舎の町の常として、繁華街が駅とは別のところにあるものなのですが、
今回はどこにも見かけませんでした。
そういう場所を通らなかっただけでしょうか。
「この辺は国道沿いの路面店だけですよ」なんて言うところをみると、
チェーンのファミレスばっかりなのかしら。
僕が見かけたチェーンの店は、
“ハリカ”と“どさん子”だけでしたが。

ということで、今日は帰りの飛行機に飛び乗って、
日吉の『つけめん　あびすけ』を食べることにしました。
最近お気に入りのお店です。前置き長くてゴメンなさい。



とんこつと魚介スープ。この看板だけでも食欲そそります。
ここは以前、富士そばがあって、よく残業帰りに使ったんだけど、
一度潰れて別な立ち食い蕎麦屋になっていた。
それがまたまた変わって、この店に。
座席６席しかないんだけど、メチャうまい。
ということは。。。

僕は今まで、深夜にしか来たことなかったので気づかなかったけど、
あびすけ、この時間だと、並ぶんだ！？
入ろうとしたら満席で、その後僕の後ろに行列が出来始めた。
すげぇ！日吉で行列できるなんて、『らすた』以来の快挙じゃないか？

この店、最初に食券買うんだけど、普通盛りも大盛りも、値段同じです。
基本のつけ麺が、６８０円。
普通が２００ｇ、大盛りが３００ｇ。特盛り４００ｇは１２０円増し。
で、美人がいます。



男の子たちも、みんなイケメンです。
チェーンじゃなく、オリジナルらしい。
今度雑誌に載るんですよ～！と、嬉しそうに話してくれました。

で、肝心のつけめんは。。。



太めの色艶のよい、しこしこ麺。
で、スープが出色の感激ものです。
そうとう動物系ハードなとんこつスープ。
それが、これでもかという鰹節攻撃により、
ぶん殴られすぎたように、こなれています。
これが麺に絡むと、うまいのなんの！
チャーシューもとろとろの三枚肉。メンマも太い！
あと、海苔が一枚。オプションは味玉。これまた味噌味かい？
そうとう味が濃いですよ、この玉子。



あとひとつ希望を言うなら、スープはもっと熱いほうがいいなぁ。
冷たい麺と熱いつけ汁のコントラストを楽しみたい。
スープで割るタレが、温度を下げちゃうんだろうな。惜しいな。。。

そんなこともあって、熱もりもあるということで、今度試してみようと思ったら、
僕の後ろに並んでいた小父さんが、
「あつもりは、麺にスープがからまないからＮＧ」
と言っていました。なるほど、お湯に浸かって来るからね～。
それでは、ということで、今日はカレー味１２０円増しをオーダー。
しかし、やっぱりお勧めは、基本のつけ汁だな。
お好みで玉子とかチャーシューとか。

最後は、スープでつけ汁を割ってもらって飲みます。
ごはんと温玉ってのがオススメらしいけど、
それはもっとお腹空いているときとか、
もっと早い時間に食べることにしよう。

とりあえず皆さん、行列出来る前に、一度食べに行きましょう。
つけ麺嫌いのbays_starが、自信を持ってオススメします。