小田原に行ったら、寄らずにはいられないのが、
この手打ちそばの『田毎』。
小田原城のお堀端、小田原警察の並びにあります。
いやぁ、もう20年以上足を運んでいなかった。
昔はここの蕎麦食べたいがために、新幹線乗ったけどね。
まだ桜は五部咲きの頃に訪問しました。
このお店は、僕が21歳のときに初めて当時の広告代理店の
横浜支店長に教えてもらいました。
いやぁ、もう、最高のお蕎麦です。
今回はシンプルにもりそばののど越しを楽しもうと。
前にも書きましたけど、『蕎麦屋のしきたり』という本がありまして、
この中に、蕎麦を食べるときは上の前歯以外の歯は使わない、
というハナシがあるんですが、僕は今まで、歯を使ってましてね、
皆さんはどうですかね。歯、使いません?
で、今回、歯を使わないで蕎麦食ってみようと思ったわけです。
つまり手繰ってそのまま飲み込むって寸法です。
いやぁ、いい蕎麦だねぇ。香り、腰、つゆ、パーフェクト!!
山葵をのっけて…
蕎麦の尻尾をちょちょいとつゆに当てて…
しゅこ!っと手繰る。そして飲む!つるぅぅぅっと!くぅん!
おおお!これが蕎麦の食い方なんですかぁ。
ふううん。なんか腹にどさっと来るんですけど。
喉から胃にかけて、ながぁく残像が残っているような。
へぇぇ~。こんな食い方があったのですか。
で、この食べ方は結構腹持ちがいいんですね。
やっぱり食べ物は良く噛んだ方が、体に良さそうっていうのが、
身にしみてわかったというか、
あの長い蕎麦が、そのままのカタチで消化されていくところを
想像しちゃうというか、
で、やっぱり僕は噛もう!と思ったにもかかわらず。。。
その後何度かの蕎麦食いに、ついつい飲んじゃう僕がいます。
いったいどういうこっちゃ?そっちのほうが旨いと体が要求?
ふむ。。。わからん。いつの間にかディープスローターに。。。
で、良い出汁というのは、蕎麦湯で割ったときに、
どんな濃さにしても同じ味で薄まるのが良いそうです。
確かにどの濃さでも、同じ味で薄まる。旨いです。
店先のポスターで、創業50年と知りました。
僕が最初に行ってた頃、25周年くらいだったわけだ。
『蕎麦屋のしきたり』に、『田毎』という屋号は
藪蕎麦の支店筋から出たお店が名乗るとありました。
そうなんだ。。。
また来ます。この蕎麦は、コタエラレナイ。
■田毎(たごと)
住所 神奈川県小田原市本町1-6-20
電話 0465-24-3030
営業時間 11:00~18:00(そばがなくなり次第閉店)
定休日 木曜(祝日の場合は前日休)
つうな食べ方ですね^^
まずは、麺から、食べないとね
夏は、蕎麦率があがります
蕎麦派ではなく、饂飩派なので、あまり蕎麦を食べる機会は少ないですが、夏場にザル蕎麦とかは、たまに食べます。
それも、たっぷりとソバツユに浸けて食べてますわ・・
ありがとう。ブログ、いつも楽しく拝見しています。
こっれからもよろしく~。
搗き立ての餅も飲んでみたいbays_star。
蕎麦つゆにたくさん漬けた方が旨い蕎麦もあれば、
ちょこっとが旨い蕎麦もあります。
蕎麦の太さによってつゆの濃さが変わるから、
店ごとにつゆのつけ方も変えるのが正解です。
『蕎麦屋のしきたり』って本、
是非読んでみてください。
ここに書かれている蕎麦のウンチクも
楽しいけれど、それ以上に
どんな商売にも通じる論理的な思考方法が
書かれています。
蕎麦屋にもビジネスモデルがあって、
例えば店に来る客が主体の店か、
出前が主な店か。
それによって蕎麦粉の割合も蕎麦の太さも変わる。
水の切り方も違わなければいけない。
蕎麦が変われば、つゆの濃さも必然的に変わる。
そういう理論的なことから、店ごとの味が
決められていく。。。
僕らがサーバー売るときにも、絶対参考になる。
どんな仕事をしている人も必見。
これは面白い本です。