たこ焼き大吉は不滅です！

前回訪問時、おっちゃんの入院で店を閉めていた
大阪は西中島のたこ焼き『大吉』。
どないなったんやろ、と、仕事途中に寄ってみると、
電気もついてるし、おっちゃんもウロウロしとる。

お！やってるやん！

「おっちゃん、体、もうええのん？」

「まだアカンわ。入院しとってん」

「聞いた聞いた。心配したで」

「で、うち、５時からや」

あ、まだ５時前ですね。失礼しやした。
また出直してきます～

ということで、追い返されまして、
再度５時過ぎに顔を出しました。
最初は酒飲むつもりじゃなかったんだけど、
聞かれりゃ答えます。梅サワー。

ところが来たのは生ビールや。
「あ、おっちゃん、俺、梅サワー」

あ、間違えたわ。と、隣の席に、
「これ、おっちゃん間違えてもうたから、飲んで」
って、それやったらワシに…（笑）
ま、ええか。

注文は前回気になっていた「たこ焼き・天カスのせ」
そして「ラジオ焼き」です。

天カスのせって、僕は漠然と、天カス「入り」の
イメージがあったのですが。。。
やはり言葉は正確に読み取らなアカンですね。

そのままズバリ、「のせ」でした。



どひゃ！こう来たか！！

いやぁ、大阪じゃ、こういうの、よくあるんですか？
僕はこれは初めて見ましたね。そうか、「のせ」だもんなぁ。



もちろん、乗せたままウイイインって持ち上げないけません。



斜めになったら、落ちますよ。

いやぁウマイです。大吉ならではのポンデケージョたこ焼き。
そこに天カスとマヨネーズたっぷりですもん。

火にかかってカリカリになったら、もっといいかも。
いやいや、勉強になります。

で、続いて件のラジオ焼き。



ビジュアル的にはね、KyanTAMAみたいなもんやけど、
これ、めちゃめちゃうまい。



牛スジとコンニャク、ネギ、紅しょうがなんてとこが
入ってるんだけど、この牛スジの風味がね、
口いっぱいに広がるところが、なんとも言えず旨い！

前回にも書きましたけど、こっちの方がたこ焼きより
ずっと早いらしいです。
焼き方が、ラジオのチャンネル回すみたいに
クルクルやるから、ラジオ焼き。

そのうち「なんや明石の方では、蛸入れてるらしいで」
というウワサが流れてきて、だんだんとたこ焼きが
主流になってきたのだとか。



研究熱心なおっちゃんの工夫で復活したラジオ焼き。
これぞ大阪の文化やね。

コイツは味がついているから、レモン絞ってそのまま
パクリといくんやけど、いや～最高。



おっちゃんも、まだまだ本調子やなさそうやけど、



でも、頑張ってくださいね。くれぐれも無理せんと。



いやいや、旨かった。

記事のほうは、時間軸がめちゃくちゃで、
名古屋やら大阪やら、土浦、横浜と、
順序めちゃくちゃですが、まぁ許してください。
僕にとっては、昨日も１年前も同じようなものでして、
明日も１年後も、区別つかないんです。

すびばせんねぇ。。。
それでは、西中島に怪しい世界でも探索してきますわ。

■たこ焼き大吉
住所 大阪府大阪市淀川区西中島3丁目17-10
電話 06-6304-4726