土曜日は副業の集まりで銀座一丁目へ。
銀座一丁目と言えば「東東居」…
ふと思って自分のブログで検索してみてビックリ!
「東東居」の記事、ないじゃん!!
ということはですよ、
この4年間、行ってなかったってこと?
それとも、行ったけど記事にしてなかったのか…
でも、この2年くらいはご無沙汰してたのは確かです。
そうか、このブログでは初見なんだ。
じゃあ、少し紹介しましょうか。
銀座2丁目の伊東屋の路地というか隙間というか…
昔の東京には隙間が結構あったんですけどね、
僕ら子供の頃は、大人が通れない隙間を
すり抜けて走り回って、友達の家にいったものです。
銀座にもそういう隙間があって、
その隙間にキッチン八眞茂登って店がありましてね。
噂によると閉店したとかしないとか。
で、そのキッチン八眞茂登の姉妹店が
「東東居」なのであります。
確か八眞茂登の弟さんじゃなかったかなぁ。
両方のお店に同じ顔のヒトがいましたから。
「東東居」と書いて(とんとんきょ)と読みます。
ホテル西洋の道を挟んで隣にあります。
ビルの地下一階なので、目立たないので
気をつけてください。
僕がこの店に初めて行ったのは、大学1年の頃。
当時、銀座一丁目、今はホテル西洋があるところなんですけれど、
ここに「テアトル東京」という、日本一の映画館がありました。
僕の大学時代のサークルでは、伝統的にこの映画館のバイトを
やることになっていまして、新入生の僕もここのバイトに
組み込まれたのです。
まだ紅顔の美少年だった僕を、映画館のモギリのおばちゃんが
よくランチに誘ってくれました。
それはつばめグリルのときが多かったのですが、
時々この「東東居」にも連れて来てくれました。
当時、まだ普通の中華食堂でランチが500円~600円くらいの頃、
ここの炒飯は900円しましたからね、
学生の僕としては、高嶺の花でしたね。
今は炒飯950円。それでもやっぱり高めに感じるでしょう?
しかし、味といい量といい、ここの炒飯は世界最強。
とにかく旨い!僕の炒飯のひとつの基準です。
で、もうひとつ、ここの名物といえば、ベトナム麺。
別にベトナム料理じゃありません。
キッチン八眞茂登がこの料理を考えた当時、
丁度ベトナム戦争が勃発。
インパクトのある名前ということで
「ベトナム麺」と命名したというハナシが伝わっています。
僕が初めて行った頃は、確かビルの2階にあった。
当時から自動の麺上げ機を使っていて、
麺をひとつひとつ網に入れると、湯槽を一周ぐるっと回って、
自動的に丼に上がる仕組みでした。
その頃は「モツ煮込み麺」っていうのがあって、
結構お気に入りだったのですけど、
今はメニューにありませんね。
で、ベトナム麺です。
にんにくの塊がゴロゴロ入っております。
これはチャーシューの煮汁とお酢に漬け込んだもの。
結構やわらかく、にんにく臭さも緩和されております。
ビルの表にも「デートに強いにんにく」とか
書いてありますが、そんなことはありません。
やはり匂います。ま、翌日に持ち越すことはありませんが。
豚と鶏で取ったどっしりしたスープ。
ちょっととろみがあります。
麺は細めん。やわらかめの、中華料理屋の麺ですね。
チャーシュー、メンマ、その他の具がたっぷり入って、
一緒に行った女性は「いつまで経っても減らない」って
言ってましたけど(笑)
あ、その方はにんにくはちょっと、と言うものですから、
広東麺をオススメしておきました。
しかし、大将、歳を取りましたな。
もう、顔がくしゃくしゃになっていた。
「歳だからねぇ、土曜は夜はやらない」って
言ってましたよ。
メニュー通すときの
「ベトナム~」「チャ~ハ~ン」って声も、
心なしか小さくなったような・・・。
そうだよな、僕が大学の頃から、もう30年も経つんだもんな。
店が地下に移って、綺麗になったときも知ってるから、
イメージ的に綺麗な店というのが頭にあって、
でも久しぶりに行ったら、もうボロボロだわ。
ちょっとビックリですね。
まさかキッチン八眞茂登が店を閉めるなんて、
考えもしなかった。
昭和がどんどん遠くなる。
東東居、少し通おうかな。
炒飯の記事も書きたいし・・・
■東東居(とんとんきょ)
住所 東京都中央区銀座1丁目9-1
電話 03-3561-1013
にんにくガッツリ行きたいヒトは
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銀座なら会社の帰りに行ってみようかな?
私も炒飯好きよ そちらもぜひ食べたいわね
一人で行くような雰囲気ではないような・・・
誰かと一緒に行くといいよ。
量も多いし、分けて食べるほうがいいかも。
bay③目的でもなく…
ニンニク目的です!(^^)!