皆様 暑中お見舞い申し上げます。暑さに負けず、鳥や虫を追っかけていらっしゃることと存じます。
こちらでは、今年は梅雨が短く、7月半ばの梅雨明け以降暑い日が続いています。鳥や虫を求め野山を彷徨っている間に、庭に草が生い茂りジャングルのようになってしまい、ついに、重い腰を上げ、草抜きが今日で4日にもなる始末です。ただ暑いので、昼間は休みを十分に取り、陽射しを避けるため、昔懐かしい麦わら帽子を買って被っていると、ちょと、和製カウボーイの気分である。
懐かしい麦わら帽子
白山市ノ瀬は、標高850m位で平野部より5℃近く気温が低く快適である。この時期、いろいろなカラ類に出会うこともあるので、登山客が少ない平日の21日に出かけてみた。幾分涼しく感じたが、野鳥は少なく、カケスの声だけが響いていた。
市ノ瀬のカケス
園路を一周してみたが、他に聞こえるのはアブラセミの声だけであった。
アブラゼミ
アキアカネが、高原の気候を満喫していた。先日報告したネキトンボも見られた。ネキトンボは平地では10月頃も見られるので、アキアカネのように暑い時期には涼しい高地で過ごすのではと推察される。
ネキトンボ
帰りに、農耕地の溜池に寄ってみた。ハスの花が咲き、コシアキトンボ、シオヤトンボ、ウチワヤンマ、チョウトンボが見られた。
ハスの花
コシアキトンボ
ウチワヤンマ
チョウトンボ
ショウジョウトンボもいた。
ショウジョウトンボ
街路樹には、コガネグモが巣を張り、獲物を待っていた。
コガネグモ
こう暑いと思考も単純になる。
水辺には、ハグロトンボも見られた。
ハグロトンボ
オニユリも咲き、夏真っ盛りである。
オニユリ
オリンピックも正式に始まったが、早く秋が来て欲しい気持ちである。