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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

晩秋の海浜公園から志賀町の海岸―トウネン、カワアイサ

 金沢市の海浜公園の浜から志賀町の海岸まで行ってみた。海浜公園では、ミサゴがテトラポッドの上で見張り、ウミネコは、テトラポッドの上で休んでは飛び立ち、飛翔しながら見回わり、森ではヒヨドリが大きな声を出し飛び回っていた。
  テトラポッドの上のウミネコ

  森の中で群れで騒ぐヒヨドリ

 内灘海岸では、トウネンの小さな群れが未だ見られた。トウネンは第一趾が明確に見られ、ミユビシギより少し小さく区別できる。
  海面上を飛ぶトウネンの群れ



     砂浜のトウネン
  拡大すると第1趾が見られる

    波打ち際のトウネン

 海面上ではコアジサシが飛び、時々水面に突っ込み魚を狙っていた。
  空から魚を狙うコアジサシ

 少し足を伸ばして、長手島に寄ってみた。海岸なのにヤマブドウと思われる実がなっており、変かなと思ったので図鑑で調べてみたが、ヤマブドウのようであった。
    長手島のヤマブドウ

 志賀の海岸に行くと、沖合の小さな岩礁で、アオサギ、ウミネコに混ざって9月8日に報告したカワアイサが休んでいた。


   沖合の岩礁で寛ぐ鳥達

 カワアイサは未だ繁殖羽ではなく、若鳥のままのように見えた。前回と同じ個体かもしれない。

    カワアイサの若鳥

 小さな岩礁にはウミウがいた。皮膚が裸出した黄色い部分が頬にかけての白い部分に食い込んでいる。アオサギものんびりしていた。
 
     岩礁のウミウ
     岩場のアオサギ

 島の先端の岩場の草からはヒバリが飛び出して岩の上に止まった。
     海岸のヒバリ

 秋の深まりと共にヒバリも、田畑だけでなく海岸でも多く見られるようになって来た。

 港ではイソヒヨドリが美しい声で鳴き、岩の上にはイソシギもいた。
   岸壁のイソヒヨドリ




    岩の上のイソシギ

 秋が来たり、夏がぶり返したりしているが、季節は晩秋に近づいているが、冬鳥、カモの本格的な渡来にはまだ少し時間が必要のようである。
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