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ハス田で―タカブシギ

 9月に入っても暑い日が続き、シギ達の渡来も少なく感じていたが、このところ少し涼しくなり、ハス田を訪れるシギの種類が増えてきた。
 シーズン初めにはコアオアシシギを見つけ、順調な滑り出しかと思ったが、その後は見かけていない。一方、タシギはオープンな場所に出てくることも多く、前回報告した。
 タシギを見ていた時、タカブシギを見つけた。

             逆光の中のタカブシギ




            順光サイドのタカブシギ

 時には少しずつ離れて、数羽で群れを成し、人の気配を感じると鳴きながら飛び去る。



   のんびりと、時には羽ばたきなどをしながら餌を探すタカブシギ

 飛ぶ時には腰の白い部分が目立つ。それでも待っていると、お気に入りの場所に戻ってくるのでそれなりに撮影もできる。
 静かな水面に映る影は美しく感じる。


            水面に姿を映すタカブシギ

 ハス田での餌採りはそれほどがつがつしていない。辺りを見回しながらゆったりと探す。時には羽を広げて背伸びしたりもする。



           ゆったりと過ごすタカブシギ

 餌場にやってきたオグロシギなどとも仲良く餌を探す。



          オグロシギと一緒に餌を探す

 今年はアオアシシギの仲間は少ないように感じる。繁殖地の気候が影響しているのかもしれない。

コメント一覧

ryokuhoo(緑の風)
>bbdupstream494 さんへ
お教えいただきありがとうございます。
長い期間続くたいへんな重労働ですね。これからは、より味わっていただきます。
bbdupstream494
緑の風さん
 ご質問有難うございます。私が見ている範囲では、ハスは、夏の終わり頃からレンコンの収穫を始め、年内いっぱい新年に向けて収穫を続けるようです。ハス田は深く、胸くらいまで泥水につかりながらの収穫はなかなかの重労働だと思います。秋が深まるころには開放水面も多くなり、シギ達が見やすくなります。
ryokuhoo(緑の風)
水面に映り込むタカブシギの姿は美しいですね。
ここのハス田は、いつレンコンを収穫されるのでしょう?
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