9月に入っても暑い日が続き、シギ達の渡来も少なく感じていたが、このところ少し涼しくなり、ハス田を訪れるシギの種類が増えてきた。
シーズン初めにはコアオアシシギを見つけ、順調な滑り出しかと思ったが、その後は見かけていない。一方、タシギはオープンな場所に出てくることも多く、前回報告した。
タシギを見ていた時、タカブシギを見つけた。
逆光の中のタカブシギ
順光サイドのタカブシギ
時には少しずつ離れて、数羽で群れを成し、人の気配を感じると鳴きながら飛び去る。
のんびりと、時には羽ばたきなどをしながら餌を探すタカブシギ
飛ぶ時には腰の白い部分が目立つ。それでも待っていると、お気に入りの場所に戻ってくるのでそれなりに撮影もできる。
静かな水面に映る影は美しく感じる。
水面に姿を映すタカブシギ
ハス田での餌採りはそれほどがつがつしていない。辺りを見回しながらゆったりと探す。時には羽を広げて背伸びしたりもする。
ゆったりと過ごすタカブシギ
餌場にやってきたオグロシギなどとも仲良く餌を探す。
オグロシギと一緒に餌を探す
今年はアオアシシギの仲間は少ないように感じる。繁殖地の気候が影響しているのかもしれない。