暑さが十分にはおさまらず、ハス田には未だシギもいるうちに、もうカモ達が渡来した。ヒドリガモのようである。
渡来したヒドリガモ
カモは後回しにして、まず、シギの報告を完結しなければならない。
ハス田でタカブシギを見ていた時、隅の方にやや大きな鳥が2羽いるのを見つけた。チュウシャクシギかな?いや違う。くちばしが真っすぐで長く赤っぽい。お!オグロシギだなと思い、ゆっくりと車で近づいた。
2羽のオグロシギ
2羽は車を恐れることもなく、体を伸ばしたり毛繕いをしたりしていた。そのうち、十分に休んだのか、互いを見つめ、それでは行こうかと合意したかのようにゆっくりと思い思いの方向に動き始めた。
相談しているかのようなオグロシギ
1羽はハスの実の殻をつつき、もう1羽はハスの枯れ枝の上に乗った。
それぞれに分かれ餌を摂るオグロシギ
よく見るとそこにはタシギがいた。
オグロシギ近くのタシギ
そこにもう1羽も合流した。
タシギ近くに寄ってきたオグロシギ
2羽はしばらくすると、枯れ枝を降り再び餌を探し始めた。
再び餌を探し始めたオグロシギ
2羽が仲良く餌を探しているところをタカブシギが横切って行った。
オグロシギの横を通り過ぎるタカブシギ
2羽のオグロシギはタカブシギのことを気に掛けるでもなく、悠々と餌を探し続けていた。
泰然と餌を探すオグロシギ
オグロシギをこんなに間近に見たことがなかったので興奮したが、やはり大きな鳥は違う、堂々としていると感心した。