千里浜では海辺の草むらのセンニンソウが満開である。蔓を大きく広げ、多くの十字型の白い花、濃い香り、鈴なりのつぼみが特徴的である。
センニンソウ
浜では相変わらずトウネンが主であるが、何かいないかなと探してみたところ、少し大きめの鳥が目に入った。キアシシギかなと思ったが、もう少し大きい。
波打ち際のオバシギ
オバシギである。オバシギはキョウジョシギなどとともに、8月末から9月初めにかけて南下してくるシギであり、初秋の探鳥の楽しみの一つである。
オバシギ
ちょっと可哀想な名前であるが、最近はオバも若々しいし、よく見ると綺麗な鳥である。オバシギを見つけることができ、何か目的の一つを達成したような気持になった。
一帯はトウネンの群れがあちこちで活動していた。
トウネン
改めて見回すと、背景にはミユビシギやキアシシギも混ざるトウネンがいた。
ミユビシギとトウネン
キアシシギとトウネン
砂浜をややゆっくりと移動する小さな鳥がいた。
メダイチドリ
シロチドリかと思ったがメダイチドリである。
波打ち際のメダイチドリ
今まであまり注意して見たことがなかったが、千里浜にも結構来ることが分かった。