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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

千里浜―メダイチドリ

 千里浜では海辺の草むらのセンニンソウが満開である。蔓を大きく広げ、多くの十字型の白い花、濃い香り、鈴なりのつぼみが特徴的である。

              センニンソウ

 浜では相変わらずトウネンが主であるが、何かいないかなと探してみたところ、少し大きめの鳥が目に入った。キアシシギかなと思ったが、もう少し大きい。

            波打ち際のオバシギ

 オバシギである。オバシギはキョウジョシギなどとともに、8月末から9月初めにかけて南下してくるシギであり、初秋の探鳥の楽しみの一つである。


                オバシギ

 ちょっと可哀想な名前であるが、最近はオバも若々しいし、よく見ると綺麗な鳥である。オバシギを見つけることができ、何か目的の一つを達成したような気持になった。

 一帯はトウネンの群れがあちこちで活動していた。





               トウネン

 改めて見回すと、背景にはミユビシギやキアシシギも混ざるトウネンがいた。

           ミユビシギとトウネン

             キアシシギとトウネン

 砂浜をややゆっくりと移動する小さな鳥がいた。




               メダイチドリ

 シロチドリかと思ったがメダイチドリである。







           波打ち際のメダイチドリ

 今まであまり注意して見たことがなかったが、千里浜にも結構来ることが分かった。

コメント一覧

bbdupstream494
maria さん
いつもご覧いただきありがとうございます。一般に夏羽(生殖羽)の方がオスの色合いが美しく、明るくなります。秋は冬羽ですので地味で、灰色、茶、黒が基調の鳥が多いです。
 もちろん、未だ生殖に関係ない若鳥の色合いは地味なものが多いと思います。
maria
こんばんは
相変わらずシギチは難しい私です
オバシギの夏羽は胸の黒い羽の模様が結構目立ちますね
メダイチドリのつぶらなお目々がとても可愛いです!
胸のオレンジ色がもっとはっきりしているのかと思っていました
意外に薄いのは若鳥?ってこともありますか?
こうしていろんな鳥を観せて頂きいつも大変勉強になります
bbdupstream494
緑の風さん
 いつもご覧いただきありがとうございます。海の上を渡る風もだいぶん涼しくなりました。今日のオバシギに続きキョウジョシギも撮影できましたので次回アップの予定です。
bbdupstream494
夕庵 さん
いつもご覧いただきありがとうございます。今日の暑さのぶり返しはとんでもないレベルです。庭の草木の伸びがものすごく、これ以上放置できませんので意を決して、朝6時より朝食を挟んで9時まで木陰を選びながら作業しましたが、これ以上はもう無理です。メダイチドリは夏羽は赤みを帯び、判別しやすいのですが、冬羽はシロチドリなどに似ていて慎重に判定しなければなりません。
ryokuhoo(緑の風)
浜辺にやって来るシギやチドリが増えてきましたね。
波打つ音も一緒に聞こえて来そうな光景です。
夕庵
おはようございます。

チドリ・・名前から小さくて可愛い鳥を想像しますが
このメダイチドリは名前のとおり
お目々がパッチリ!ですね~

珍しい鳥図鑑、いつもありがとうございます。
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