前回、メダイチドリとともにオバシギを撮影したことを報告した。私にとって、オバシギはキョウジョシギなどとともに、初秋の探鳥の楽しみの一つであった。
オバシギの撮影は一応できたが、ピントも甘く、直ぐに見失ってしまったので残念にも感じ、今浜から千里浜迄をもう一往復してみた。
やはりトウネンが主であるが、ミユビシギもかなりの数になってきたと思いながら砂浜を走ってみたが、特別なものは見当たらなかった。
波打ち際の主役―トウネン
ミユビシギの群れ
それでも何とかと思いながらの今浜への帰り道、トウネンの群れが切れた時、1羽の大きめの鳥が波打ち際にいるのを見つけた。
波打ち際のキョウジョシギ
キョウジョシギだ!逆光であったが、車窓から何枚か写真を撮った。
波打ち際で餌を探すキョウジョシギ
キョウジョシギは車やその中の人間を恐れることもなく、波打ち際だけでなく車にも近づき、色々なポーズを見せてくれた。
波打ち際から砂浜で寛いだり、車の方に近づいたりするキョウジョシギ
波打ち際が安心できる場所のようなキョウジョシギ
オバシギに続いてキョウジョシギも見ることができ満足して帰宅した。人間にとっては、暑さは相変わらずだが、鳥達にとっては季節が確実に変わっているのであろう。