用水沿いではウドの花が盛りを過ぎようとしている。
ウドの花
シオカラトンボは子孫を残すことに一生懸命である。
シオカラトンボのペア
チョウトンボやショウジョウトンボは最後の夏を楽しんでいるかのようである。
チョウトンボ
ショウジョウトンボ
サカハチチョウは来春に向けて産卵する世代が現れた。
夏型のサカハチチョウ
クロアゲハやギンヤンマも秋に向けて準備をしている。
クロアゲハ
ギンヤンマ
昨日は急に思い立って千里浜に行ってみた。海辺ではウミネコの幼鳥が成長し、大分逞しくなりかなりの大きさの獲物を咥えていた。
若いウミネコ
ダイサギも活発であった。
波打ち際のダイサギ
今年の春はシギやチドリの渡来も少なく、ほとんど見られなくなった6月20日には、9月上旬には石川に戻って来なければならないのに(9月9日、2022年)なかなか北へ行かず、未だ此処に居て子育ては大丈夫だろうかと心配になったオバシギのことを書いた。昨日の千里浜には海水浴客も無く、観光客もまばらで釣り人達がいるだけであった。群れを成しているウミネコの間に1羽のオバシギを見つけた。
波打ち際のオバシギ
ゆっくりと餌を探すオバシギ
まだ幼いようであるが波間を忙しく歩き回って餌を探し、ちゃんと南への旅をしていると思われ一安心した。
このところあまりに暑いので窓を閉め切って冷房をかけていたが、昨晩は少し涼しくなったように感じたので外に出てみるとエンマコオロギの鳴き声にとって代わりアオマツムシの大合唱が聞こえ、季節が着実に夏から秋へ移りつつあることを感じた。これからはシギやチドリの旅も盛んになることであろう。