今日から3月、能登半島地震発災から2か月が経った。震源地近くでは家屋倒壊の被害が大きいが、かなり離れた場所では、地盤が弱い所の液状化による被害が大きい。先日新聞に載った河北潟干拓地の才田大橋は、アクセス道路が橋本体から1.5mも沈下して未だ通行止めが続いている。
才田大橋の沈下【北國新聞より】
庭ではトサミズキのつぼみが膨らみ、散歩道ではクロッカスも咲き始めたが、ここに来て昨日から冷え込みも強まって、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリも霜で白くなっている。
蕾が膨らんだトサミズキ
散歩道のクロッカス
霜に覆われたヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ
それでも梢で縄張りを主張するホオジロ、電線で囀るカワラヒワなども散見されるようになって来、ツグミは木や田に集まり北へ帰る準備をしている。
縄張りを主張し始めたホオジロ
電線で囀り始めたカワラヒワ
木の枝や田に集まり北へ帰る準備を始めたツグミ
また、シジュウカラやメジロ、アカゲラなども活発になってきた。
活発になってきたシジュウカラ
葉の上であちこち飛び移るメジロ
朝日を浴びて赤松の幹を登り、嘴で激しく叩くアカゲラ
目を水辺に移すと、残っているカモの種類が少なくなってきた。
殆どコガモだけになった池
七塚の浜ではシギの旅はまだ始まっていないが、シロチドリやミユビシギなどの動きが活発化してきた。
シロチドリ
ミユビシギ
セグロカモメももうすぐ移動するのであろう。
セグロカモメ
近くにはウミウが集まっていた。
セグロカモメと一緒に寛ぐウミウ
波打ち際を見ていたら、白く見える体の鳥の群れが飛んで来た。
ハマシギの群れ
ハマシギである。
ハマシギの群れ
100羽近い群れが波打ち際に人が近づくと飛び立ち、白い体を一閃してまた戻ってきた。
飛び立ってまた戻ってきたハマシギの群れ
ダイナミックな動きに元気づけられる鳥である。昨日は夕方から雨になったが、今朝には上がった。春が近づいた気がする。