明けましておめでとうございます。今年は暖かく始まりました。本年もよろしくお願い致します。と準備していたが、昨日元旦、能登半島地震が起こった。幸い、我が家ではお酒の瓶が倒れないように押さえて(私は真剣)揺れが過ぎるのを待った程度であった。ただその後も今に至るまで20分間隔くらいで余震が続いている。自衛隊のヘリコプターが夜通し飛んで、けが人を運んだり、周辺を警戒しているようである。被害の大きかった七尾、輪島、珠洲の皆様には特にお見舞い申し上げたい。輪島の火災はテレビで見たとはいえ、そのすさまじさが想像され心が痛む。
私は、年末、邑知潟から和倉温泉、大津池(ミコアイサ目的)、志賀の海(シノリガモ目的)に行ってみた。今日は、邑知潟編である。邑知潟干拓地に着くとコハクチョウの群が餌探しには苦労していないように見えた。
邑知潟干拓地のコハクチョウ
辺りに雪は殆ど無く、コハクチョウたちがのんびりと餌を探していた。到着して日が浅いのであろうか羽毛は真っ白で美しい。
遠くから黒っぽい鳥の群れが飛んできてコハクチョウの近くに降りた。
降りてくるマガンの群れ
啼き声、額の白い斑紋からマガンだとすぐに分かった。こちらもかなりの数である。
降り立ったマガン
マガンはコハクチョウに比べ警戒心が高い。少し近づくと警戒して場所を移動したが、一部移動しない個体が残った。
ヒシクイの小さな群れ
(オオ)ヒシクイ
マガンよりやや大きい。ヒシクイだなと思って拡大して撮ると正しくオオヒシクイであった。黒い嘴の先端付近の橙色の輪が特徴である。こちらを見ているが移動はしない。こちらも驚かせる積りは無いのであまり近づかなかったので正確な数は分からなかったが、今シーズンは渡来数が少ないようで、昨年末から見たいと思いながらも果たせなかったオオヒシクイに出会うことができた。
田にはスズメの大群が降りたと思ったらまた飛んだ。
田の土に同化したスズメ
田の土色に近く判別しにくいが、200羽程いただろうか。
和倉へ移動しようと車を走らせると、カラスのモビングを受けながら、足にネズミか何かを掴んでいる頭は白っぽい黒い鳥が見えた。
頭の白いチュウヒ
カラスを避け少しずつ移動しているようであったが、そのうちカラスに獲物を取られてしまった。
チュウヒとトビ
トビの傍に近づき「カラスはしつこくていやだなー」、「追っ払えばいいよ」、「しょうがないからまたネズミを捕まえるか」と語りかけているようであった。
皆様も地震などの災害には十分お気を付けください。