少し前になるが志賀の海に様子を見に行った帰り、マガンやヒシクイを求めて邑知潟から河北潟に寄ってみた。
邑知潟周辺にはそれなりの数のコハクチョウが渡来していたが、マガンやヒシクイは見当たらなかった。
邑知潟周辺のコハクチョウとカモ達
風が強い湖面にはマガモやオナガガモなどが居たが特に珍しいものはいず、水面で休むコハクチョウが数羽いた程度であった。
河北潟干拓地に回ると、今年初めて見るコハクチョウがかなりの数渡来していた。
若鳥の多いコハクチョウの群
群れにはかなり多くの若鳥が含まれていた。
コハクチョウにハクガンか何かが混ざっていないかと観察していると時雨が弱まり虹が出た。虹を見ていると、風に煽られて飛んでいたと思われる一群のコハクチョウが帰ってきたので虹を背景に撮ってみた。
虹を背景に群れの上を飛ぶコハクチョウ
七色の虹とコハクチョウの白のコントラストが美しく感じられた。
水路にはハシビロガモ、マガモ、ハス田にはコウノトリがいた。
水路のカモ
ハス田のコウノトリ
ハス田の道端に見慣れないゴイサギのような鳥が見えた。
道端のサギ
何だろうと思っているうちに飛ばれたが、かろうじて飛んでいる白い羽が目立つ姿を撮ることができた。
ハス田の上を飛ぶアカガシラサギ
あ!アカガシラサギだと思い当たった。家に帰って 2,3年前に川で撮影した写真と比較して確信を持ったが念のため、鳥友さんにも意見を伺い賛成していただいた。
川縁のアカガシラサギ
アカガシラサギはハス田にもいることを改めて認識した
雲が切れた空では風に煽られながらカラスがトビにモビングしていた。
鳶にモビングするカラス
この辺りに住みついている鳥はさすがに逞しい、強風下でも普段通りの生活をしていると感心した。